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iPhoneの電源が切れない！原因や強制的に切る方法を解説

iPhone

2024.9.30

はじめに

「iPhoneの右上のボタンを押しても電源が切れない…もしかして壊れたのでは？」

iPhoneの電源が切れないままだとバッテリーを消費し続けるため、何かと不便ですよね。

そこで今回は、iPhoneの電源が切れない時の原因や対処法を、ジェンダススタッフが解説します。

この記事でわかること

iPhoneの電源が切れないときによくある症状
iPhoneの電源が切れない原因
iPhoneの電源が切れない時の対処法

iPhoneの画面が反応しないときにも使える、強制的に電源を切る方法も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください！

iPhoneの電源が切れないときによくある症状

iPhoneの電源が切れない場合、起こっている症状は複数あるケースが多いです。

まず自分のiPhoneがどの症状に当てはまっているかを確認しましょう。

症状ごとに対処法も変わってくるので、間違った対処をしないように気をつけてくださいね。

症状1：画面がフリーズしている

1つ目は、iPhoneの画面がフリーズしているケースです。

画面がフリーズすると、電源ボタンを押しても全く画面が反応しないため、電源が切れないことがあります。

この場合、以下のことが起こっている可能性があります。

電源ボタンが壊れている
ソフトウェアでバグが発生している
強制終了するためのバッテリー容量が不足している

iPhoneの内部に問題が起きている可能性もあるので、充電してしばらく経っても電源が切れない場合は、故障を疑ってみるべきでしょう。

症状2：くるくるマークが表示されたまま

2つ目はiPhoneの電源を切るときに出るくるくるマークがずっと表示されるケースです。

くるくるマークがいつまでも消えない場合、電源を落とす過程で何らかのトラブルがあるために、電源を切れないことが多いです。

この場合は以下の2点の原因が考えられます。

ソフトウェアが古い
容量が大きすぎるアプリを使った

くるくるマークが表示されるときはiPhoneの処理が追いついていないことがほとんどなので、まずはしばらく放置して様子を見てみるのも良いかもしれません。

症状3：リンゴループ

3つ目の電源が切れない時によく起こる症状は、リンゴループが起きているケースです。

「リンゴループ」とはiPhoneを起動するときに最初に出るリンゴマークの画面が、ついたり消えたりして先に進まない状態のことです。

このリンゴループが起きると画面の操作ができないため、電源が切れないことがあります。

このケースではソフトウェアやiPhone本体に原因があることが多いです。

そのため、iPhoneのどこかに破損が生じていないかやソフトウェアに不具合がないかを確かめてみるようにしましょう。

iPhoneの電源が切れない時の原因は？

iPhoneの電源が切れない原因は、起こっている症状ごとにiPhoneの“どこ”に問題があるかが異なります。

iPhoneの本体（ハードウェア）に原因がある場合
iPhoneのソフトウェアに原因がある場合
iPhoneのバッテリーに原因がある場合

それぞれ分けて解説します。

iPhone本体に原因がある場合

電源が切れない原因の1つ目は、iPhone本体に原因がある場合です。

具体的には以下のような原因により電源が切れない症状が起こっていることが考えられます。

電源ボタンが故障している
画面が壊れている
本体が水没してしまった

iPhoneを落としたり水没させたりすると、表面だけでなく内部にも強いダメージが加わります。その結果、電源が切れなくなってしまいます。iPhoneの電源が切れない時は、本体に何らかの欠損がある可能性もあるので、修理に出すことも検討してみましょう。

iPhoneのソフトウェアに原因がある場合

電源が切れない原因の2つ目は、iPhoneのソフトウェアに原因がある場合です。

具体的には、以下のような症状が原因です。

アップデートがされていない、もしくは失敗した
破損したファイルが残っている
ソフトウェアに何らかのバグが残っている

古いソフトウェアをずっと使っているとバグが残り、画面がフリーズしたり、電源を切る過程でトラブルが起こったりします。

また、ソフトウェア上のバグは破損したファイルによって起こされることもあります。

長い間ソフトウェアをアップデートしていない方は一度ソフトウェアアップデートを試して、電源がしっかり切れるかを確認しましょう。

iPhoneのバッテリーに原因がある場合

電源が切れない原因の3つ目は、iPhoneのバッテリーに原因がある場合です。

バッテリーが劣化していることで、電源が切れない以外にもさまざまな問題が起こりやすくなります。

バッテリーが劣化する原因は以下のことが考えられます。

長年使い続けている
過放電・過充電
暑すぎたり寒すぎたりする場所でiPhoneを使っている

充電が0％のまま放置したり、100％で充電し続けると内部の電池がダメージを受けるため、バッテリーの劣化を早めてしまいます。

バッテリーに原因がある場合はスマホを使用する環境に問題があることが多いので、使用環境をもう一度見直してみてくださいね。

iPhoneの電源が切れない時の対処法

iPhoneの電源は右上の電源ボタンを押さずとも電源を切ることが可能です。

iPhoneの電源がすぐに切ることができる対処法を5つご紹介するので、順番に試してみましょう！

システム設定から電源を切る

1つ目はシステム設定から電源を切る方法です。

この方法はボタン操作を一切行わないので、電源ボタンが壊れている時でも画面上から電源を切ることができます。

システム設定から電源を切る方法
「設定」アプリから「一般」を選択する ↓ 「システム終了」をタップし、スライドで電源をオフにする

Assistive Touchから電源を切る

2つ目はAssistive Touchから電源を切る方法です。「Assistive Touch」とは、ボタン操作を画面タッチで操作する機能のことです。

Assistive Touchから電源を切る方法
「設定」アプリを開き、「アクセシビリティ」を選択する ↓ 「タッチ」をタップし、「Assistive Touch」をオンにする

Assistive Touchを設定すると画面上にボタンが表示されます。ボタンをタップし、「デバイス」から「画面をロック」を長押しすると電源を切ることができますよ。

ボタン操作を一切行わずに電源を切ることができます。

自然と充電が切れるまで待つ

3つ目は、一旦充電を使い切ってから新たに充電して再起動する方法です。

充電をすべて使い切ると自然に電源が切れるので、画面がフリーズしている場合でも電源を強制的に切ることができますよ。一時的なソフトウェアのバグで画面がフリーズしてしまった場合は、この方法で解消することもあるので試してみてくださいね。

強制的に再起動をする

4つ目はiPhoneを強制的に再起動する方法です。

iPhoneの画面が反応しないために電源をオフにできない場合、強制的に再起動することができます。強制再起動の手順はiPhoneの機種によって異なります。

◆iPhone8/SE（第2世代）以降の場合の強制再起動
(1)音量を上げるボタンを押してすぐに離す (2)音量を下げるボタンを押してすぐに離す (3)Appleロゴが表示されるまでサイドボタンを長押しする

◆iPhone7/7Plusの場合の強制再起動
音量を下げるボタンとスリープ/スリープ解除ボタンをAppleロゴが表示されるまで同時に長押し

◆iPhone6s/SE（第1世代）の場合の強制再起動
スリープorスリープ解除ボタンとホームボタンをAppleロゴが表示されるまで同時に長押し

iPhoneの画面がフリーズしている場合でも強制的に電源を切ることができるので、画面がフリーズして困っている方はこの方法を一度試してみることをおすすめします。

リカバリーモードでアップデートをする

5つ目はリカバリーモードでアップデートする方法です。

リカバリーモードとはパソコンを利用してiPhoneを強制的に初期化して、データを復元したりアップデートしたりする方法です。

復元はiPhoneのデータを完全に消去するので、購入時の状態に戻ってしまうのに対し、アップデートはデータを残したままソフトウェアを修復することができます。

リカバリーモードのやり方は機種によって異なります。

【リカバリーモードの方法】

▼iPhone6s以前の場合
1.PCとiPhoneを接続する ↓ 2.iPhoneの電源をOFFにする ↓ 3.電源ボタンとホームボタンを同時に押す ↓ 4.リンゴマークが出た後も押し続ける ↓ 5.リカバリーモードの画面が表示されたら完了

▼iPhone7～7Plusの場合
1.PCとiPhoneを接続する ↓ 2.iPhoneの電源をOFFにする ↓ 3.電源ボタンと音量(-)ボタンを同時に長押しする ↓ 4.リンゴマークが出た後も押し続ける ↓ 5.リカバリーモードの画面が表示されたら完了

▼iPhone8以降の場合
1.PCとiPhoneを接続する ↓ 2.iPhoneの電源をOFFにする ↓ 3.音量(+)を1回、音量(-)を1回、電源ボタンと長押しする ↓ 4.リンゴマークが出た後も押し続ける ↓ 5.リカバリーモードの画面が表示されたら完了