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フロントカメラがぼやけて映る

イラスト:カメラの異常

「フロントカメラがぼやけて映る」時に
やってはいけないこと

①ヒビが細かくなっている箇所に指で触れること

カメラレンズや液晶パネルが破損して割れている状態なので、割れたガラスの細かい粒子が残っています。指で触れてしまうと破片が刺さり傷を負ってしまう為、極力触らないようにしてください。

 

②水没させたりすること

割れた部分から水が入り、端末本体がショートし電源が入らなくなります。iPhone本体を修理するには基板修理を行わないと復旧出来ない状態になります。


③端末本体を落下させて衝撃を与えること

強い衝撃が本体端末に入ると基板が損傷して電源が入らなくなったり、iPhoneが正常に起動しなくなります。

強い衝撃

「フロントカメラがぼやけて映る」故障の原因

  • ①強い衝撃で部品が破損している

    液晶パネルのフロントカメラ部分が破損、カメラのケーブルが断線、センサー故障、コネクタの接触不良が原因で故障しています。強い衝撃が入ると接触不良も起きやすく、センサーの焦点が合わなくなりますので本体端末を落としたり、ぶつけたりしないようにしないようにしましょう。

  • ②カメラ内部に水が入る

    カメラ内部のレンズ部分がぼやけてしまい焦点が合わなくなります。カメラ自体を交換しないと修復できなくなります。

画像:カバー

「フロントカメラがぼやけて映る」故障の再発防止策

  • ①端末本体を落下させて状況を悪化させること

    端末を落下されてしまうと内部の部品が破損してしまい修理箇所が増えてしまうことになります。最悪の場合ですが基板が破損してスマートフォン自体が起動しなくなりますのでお気を付けください。

  • ③落下防止のストラップを使用する

    ネックストラップ・ショルダーストラップで落下を防ぎます。人や物にぶつけてしまったりしないようにしましょう。

「フロントカメラがぼやけて映る」時の
故障の手順

  • カメラ交換①

    液晶パネルを温めて開けます

    ペンタロープ(星型)ネジ専用のドライバーを用いてネジを緩め、ネジを取り出します。破損している液晶パネルの接着テープを緩めるために温めます。破損している液晶パネルの接着テープを取りながらパネルを外させていただきます。

  •                                        カメラ交換②

    液晶パネルのコネクタのプレートを外します

    プレートのネジを外した後、iPhoneの本体と液晶パネルを接続しているコネクタにかぶさっているプレートを外させていただきます。

  •                                        カメラ交換③

    液晶パネルのコネクタを外します

    iPhoneの本体と液晶パネルを接続している基板側のコネクタを外させていただきます。外した後、本体から液晶パネルを取り出すことができます。

  • カメラ交換④

    故障した液晶パネルのパーツを取り出します

    故障した液晶パネルからフロントカメラやセンサーなどのパーツを取り出します。

  • カメラ交換⑤

    新しい液晶パネルに取り出したパーツを移植します

    新しい液晶パネルに故障した画面から取り出したフロントカメラやセンサーなどのパーツを移植させていただきます。

  • カメラ交換⑥

    液晶パネルのコネクタを付けます

    iPhoneの本体と液晶パネルを接続している基板側のコネクタに新しい画面のコネクタをしっかりとカチッとなるまで取り付けます。

  • カメラ交換⑦

    液晶パネルを閉じます

    ネジとプレートを取り付け、液晶パネルのコネクタが絡まないように液晶パネルを閉じさせていただきます。最後にネジを締めて作業完了となります。

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