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iPhoneマナーモードボタンが壊れた!勝手に動くボタンの修理とは?

iPhone
iPhoneマナーモードボタンが壊れた!勝手に動くボタンの修理とは?1

はじめに

iPhoneをマナーモードにするときに使う「マナーモードボタン」。長いことiPhoneシリーズを使っている方からすると当然のパーツであり、特に意識する部品ではないですよね。普段からポケットの中に入れたまま、カチッとマナーモードに切り替えている方も多いと思います。しかし当たり前のように使うパーツだからこそ、故障して初めて”ありがたみ”が実感できるとも言えます。今回はiPhoneのマナーモードボタンの故障について解説します。

iPhoneのマナーモードのボタンってどこ?

iPhoneマナーモードボタンが壊れた!勝手に動くボタンの修理とは?2

iPhoneのマナーモードボタンはiPhone左側面の上部にあります。この位置は2007年に発売された初代iPhoneからずっと変わっていません。

iPhoneのマナーモードボタンの故障ってどんな症状?

iPhoneマナーモードボタンが壊れた!勝手に動くボタンの修理とは?3

iPhoneのマナーモードボタンの主な故障の症状としては、次のようなものが挙げられます。

  • 勝手にマナーモードになってしまう
  • 勝手にマナーモードのオン・オフを繰り返す
  • マナーモードをオンにしても音が鳴る
  • マナーモードボタンをオンオフする際にバイブレーションが起こらない(止まらない)

共通しているのは「マナーモードの作動を制御できなくなる」という点です。当然、任意のタイミングでマナーモードのオン/オフを切り替えられなくなるわけですから、非常に困る故障だと言えます。

iPhoneのマナーモードボタン故障で考えられる原因は?

iPhoneのマナーモードボタンが故障する原因は、主に次の5つが挙げられます。

  • 落下などによる強い衝撃や圧力
  • ボタンの汚れや異物の固着
  • 経年劣化
  • 水没
  • iOSなどのソフトウェア異常

大半は衝撃やボタンの汚れなど、物理的な原因による故障です。また長年使っていだけでも、ボタンが経年劣化し、変形したり陥没したりすることもあります。当然、水没で内部の配線や基板に故障が生じることもあります。しかし、中には物理的な故障ではなく、iOSなどのソフトウェアに異常が発生し、マナーモードの制御がおかしくなることもあります。

iPhoneのマナーモードボタンが壊れたら修理するべき?

iPhoneマナーモードボタンが壊れた!勝手に動くボタンの修理とは?4

中には「たかがマナーモードだし修理するほどではないか…」と修理をためらってしまう人もいるかもしれません。しかしiPhoneのマナーモードボタンの故障は放置すべきではありません。そのままにせずに修理に出すようにしましょう。

iPhoneのマナーモードボタンの故障を放置しておくとどうなるの?

iPhoneのマナーモードボタンの故障を放置すると、「防水性能が低下して水没する可能性が高まる危険性」があります。iPhone7以降のiPhoneは十分な防水性能を備えてきました。しかしそれはiPhoneの本体が万全な状態で設計されたもので、本体に損傷があると防水防塵性能は低下してしまうのです。ガラスやスイッチが破損していれば、それだけ水分が入り込む隙間が生じているということです。浴室にiPhoneを持ち込む人もいますが、お風呂の湿気でiPhoneが壊れてしまうケースもあるので、小さな破損でも気をつける必要があります。

iPhoneのマナーモードボタンの修理は専門修理店に依頼!

iPhoneマナーモードボタンが壊れた!勝手に動くボタンの修理とは?5

iPhoneのマナーモードボタンは修理のプロであるiPhone専門修理店に依頼しましょう。iPhone専門修理店とは、独自の修理サービスを展開する、いわゆる「街の修理屋」です。Apple正規の修理ではありませんが、街の修理屋ならではのメリットがあり、マナーモードボタンの修理にはうってつけです。

修理店に依頼するiPhoneのマナーモードボタンの修理費用はいくら?

以下にiPhoneのマナーモードボタンの修理費用をまとめます。iPhoneの修理費用は、修理メニューやiPhoneの機種によっても変動しますが、今回は例として以下の条件の費用相場を紹介します。

▼「iPhone 13」、「iPhone SE(第二世代)」のマナーモードボタンの交換・メンテナンス費

iPhone専門修理店 iPhone13:10,000〜20,000円
iPhone SE(第二世代):7,000〜10,000円

マナーモードボタンの修理をiPhone専門修理店に依頼する最大のメリットは費用面です。Apple StoreなどApple正規修理を利用する手もありますが、Apple正規修理には「ボタン修理」というメニューはありません。ボタンの故障は本体交換での対応となるため、本体交換分の費用がかかるのです。
その点、iPhone専門修理店は「故障箇所のみ修理する形式」です。マナーモードボタンのみを修理してもらえるので、費用を抑えることができます。

iPhoneのマナーモードボタンの修理にはどれくらい時間がかかるの?

iPhoneのマナーモードボタンをiPhone専門修理店で修理する場合、「30〜90分」程度で完了します。故障の程度にもよりますが、ボタンの交換やメンテナンス程度であれば60分前後で終わるケースが多いです。基板が損傷している場合は修理に数時間以上かかるケースもありますが、大半の場合は即日予約や飛び込みでも対応してもらえるでしょう。

応急処置!自分でできるiPhoneのマナーモードボタン故障の対処法

iPhoneマナーモードボタンが壊れた!勝手に動くボタンの修理とは?6

最後にiPhoneのマナーモードボタンを修理に出すまでの対処法を紹介します。修理前とは言えマナーモードにできなくては困るので、応急処置として次の方法でマナーモードの設定を行ってみてください。

  • マナーモードのオンオフを「設定」から行う
  • 「おやすみモード」に設定する
  • 「機内モード」に設定する
  • 「Assistive Touch」を使って操作する

マナーモードのオンオフを「設定」から行う

「設定」アプリからマナーモードのオン/オフを切り替える方法があります。そこまで利便性は高くありませんが、ベーシックな方法として抑えておくとよいでしょう。

設定で行うマナーモードのオンオフの操作方法

「設定」からマナーモードのオン/オフを切り替えるには次の手順で操作してください。

設定で行うマナーモードのオンオフの手順
1.「設定」アプリを開く
2.「サウンドと触覚」を選択
3.「着信音と通知音」のボリュームを調節する
4.「ボタンで変更」にチェックを入れる

「ボタンで変更」にチェックを入れることで、次からは音量ボタンで着信音と通知音も変更できるようになります。

「おやすみモード」に設定する

「おやすみモード」はマナーモードの詳細版のようなものです。本来は就寝時に利用するものですが、音や通知のオン/オフをマナーモードよりも細かく設定できるため、就寝時以外にも重宝する機能です。

おやすみモードのオンオフ操作方法

おやすみモードは次の手順で設定してください。

おやすみモードのオンオフの手順
1.画面右上隅から下にスワイプし「コントロールセンター」を呼び出す
2.三日月のアイコンが表示されている「集中モード」をタップ
3.「おやすみモード」をタップしオン/オフを切り替える

Siriに頼んでおやすみモードのオン/オフを切り替えることも可能です。また「設定」アプリから、着信や通知などの仕様について詳細に設定することができます。

「機内モード」に設定する

急いで消音したければ機内モードを使用するという手もあります。機内モードではモバイル通信もWi-Fi通信もオフになるため、その間は着信や通知が一切来なくなります。

機内モードのオンオフ操作方法

機内モードの設定は次の手順で行います。

機内モードの手順
1.画面右上隅から下にスワイプし「コントロールセンター」を呼び出す
2.飛行機のアイコンをタップして、「機内モード」のオン/オフを切り替える

「Assistive Touch」を使って操作する

Assistive Touchを利用すれば、マナーモードのオン/オフ以外にも様々な用途に使用できて便利です。「Assistive Touch」は画面上にボタンを表示させて、画面タップで様々な機能を使用できる機能です。

Assistive Touchの操作方法

Assistive Touchは次の手順で設定しましょう。

▼Assistive Touchを起動する方法
1.「設定」アプリを開く
2.「アクセシビリティ」メニューを開く
3.「タッチ」の項目を選択
4.「Assistive Touch」をオンにする
5.画面に表示された黒丸をタップ
6.「デバイス」を選択
7.「消音」でマナーモードのオン/オフを切り替える

また音声でSiriを起動して「Assistive Touchをオンにして」と言うだけでも、使用を開始することが可能です。Assistive Touchを使用すれば、他にも「スクリーンショット」や「再起動」など様々な動作を行うことができます。

iPhoneのマナーモードボタンの修理のまとめ

iPhoneのマナーモードボタンが故障した際には、次のような症状が現れます。

  • 勝手にマナーモードになってしまう
  • 勝手にマナーモードのオン・オフを繰り返す
  • マナーモードをオンにしても音が鳴る
  • マナーモードボタンをオンオフする際にバイブレーションが起こらない(止まらない)

いずれも「マナーモードが正常に制御できなくなる」という故障です。このような故障は以下のような原因によって引き起こされます。

  • 落下などによる強い衝撃や圧力
  • ボタンの汚れや異物の固着
  • 経年劣化
  • 水没
  • iOSなどのソフトウェア異常

大半はハードウェアの(物理的な)故障であるため、自分で直すことは難しいです。また、マナーモードボタンの故障を放置すると、さらなる故障につながる危険性があります。修理に出すまでは次の対処法でマナーモードのオン/オフを行い、早めに修理に出す準備を進めてください。

  • マナーモードのオンオフを「設定」から行う
  • 「おやすみモード」に設定する
  • 「機内モード」に設定する
  • 「Assistive Touch」を使って操作する

iPhoneのマナーモードボタンを修理に出す際は、ぜひiPhone専門修理店に相談してみてくださいね。

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