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TouchID(タッチアイディー)が効かない！iPhone故障の原因と修理方法解説

はじめに

iPhoneSE2、SE3の方にとって「Touch ID(タッチアイディー)」は生命線です。

Touch IDのおかげでロック解除や決済が1タッチでスムーズに行えるようになっています。それだけにTouch IDが使えなくなると非常に困るもので、一刻も早く解消したいところでしょう。

今回はそんなiPhoneの「Touch IDの故障」について、原因と対処法を解説します！

iPhoneのTouchIDが使えないのは故障？

iPhoneのTouch IDが使えないときは「故障」と「故障でない」場合に分けられます。

大抵は故障ですが、一部の故障でないケースもあるのです。

以下でそれぞれ解説していきます。

【故障している場合】ホームボタンが壊れている場合

Touch IDが効かない場合は残念ながら大抵は何らかの部品が故障しています。中でも多いのが「ホームボタンの故障」です。

指紋の読み口であるホームボタンが故障していることにより、Touch IDが正しく機能しなくなっています。

特に【このiPhoneでTouchIDをアクティベートできません。】というメッセージが表示されている場合は、ホームボタンが故障している可能性が高いです。

ホームボタンの故障は主に次のような原因で起こります。

• iPhoneの落下
• ホームボタンに物を落とす
• 経年劣化
• 水没

iPhone本体を地面に落としたり、ホームボタンに物を落としたりするなどの衝撃によってホームボタンは故障します。またホームボタンは使用頻度が非常に高い部品なので、長年使っていると劣化で壊れることもありますね。

また水分が原因で故障することもあります。iPhoneX以降の機種には防水機能が備わっていますが、水分を完全に防ぐことはできません。

また、本体に傷などがある場合は防水性能は大きく低下し、わずかな水分でも故障してしまうこともあるのです。

【故障ではない場合】パスコードの入力が常に必要な状況一覧

一部の限られたシーンでは、Touch IDが使えなくても故障ではない可能性があります。

それは以下のような「パスコードの入力が常に必要な場合」です。

• デバイスを再起動した場合
• 指紋を5回続けて認識できなかった場合
• デバイスのロックを 48 時間以上解除していない場合
• 指紋を登録または削除した場合
• 「設定」アプリから「Touch ID とパスコード」を開く場合

これらの場合はパスコードを直接入力する必要があるので、Touch IDが使えなくても当然なので覚えておきましょう。

iPhoneのTouchIDが故障している場合は修理できる？

iPhoneのTouch IDは基本的に「Apple Store」や「Apple正規サービスプロバイダ」などのApple公式の修理サービスでしか直せません。

しかもほぼ全てのケースで、Touch IDのみの修理ではなく、「本体交換での対応」となります。

なぜならApple公式の修理は、メニューが以下の数通りしかないためです。

• バッテリー交換
• フロントガラス交換
• 背面ガラス交換　※iPhone12以降の機種のみ
• 背面カメラ交換
• 本体交換

ボタンのみを修理することはできないので、本体交換となるわけです。もちろん修理費も本体交換の費用がかかります。

街の修理店では「ホームボタンの故障」のみ修理可能

一方で、街の修理店には多数の修理メニューがあるため、ホームボタンのみの交換も可能です。ただし「ホームボタンを交換するとTouch IDは使用不可」となります。

なぜならTouch IDは搭載したホームボタンは、その本体の盤と紐づけられているためです。Touch IDはセキュリティの観点でも重要な機能なので、ホームボタンを交換するとTouch IDが使えなくなってしまうのです。

Touch ID故障の原因がバッテリーやディスプレイにあり、ホームボタンを交換せずに済む場合もありますが、あくまでレアケースですね。

iPhoneのTouchIDを修理する方法

Touch IDが故障したiPhoneを修理に出す手順を解説します。

上で述べた通り、Touch IDを修理するには、一部のレアケースを除いて「Apple公式の修理サービスで本体交換する」しかありません。

持ち込みでApple公式の修理を受ける方法は次の2つです。

・Apple Store

└ Appleの直営店

・Apple正規サービスプロバイダ

└ Appleから委託を受けて修理サービスを提供する事業者

AppleStoreでiPhoneを修理する方法

Apple Storeに持ち込めば、もちろんApple公式の修理サービスを受けることができます。

▼Apple Storeの修理概要

店舗数	全国主要都市に10店舗のみ
予約	事前予約が必要 ※店舗でのキャンセル待ちも一応可能
修理時間	基本即日
必要な持ち物	・iPhone本体 ・運転免許証やパスポートなどの本人確認書類 ・購入時のレシート ※可能であれば
準備事項	iPhoneの各データのバックアップ

Apple Storeは全国の主要都市に計10店舗しかないため、特に休日はかなり混み合います。一応キャンセル待ちも可能ではありますが、事前に予約しておいた方が確実でしょう。

また店舗によって交換する本体の在庫状況も異なるので、飛び込みだと即日で交換してもらえない可能性もあります。

またApple公式の修理は、ほとんどの場合で本体データを削除します。

Touch IDの修理はどのみち本体まるごと交換なので必要ですが、どんな修理でも必ず各データのバックアップを行いましょう。

AppleStoreのTouchID故障修理相場

前述の通り、Apple StoreでTouch IDを修理する場合は「本体交換」となり、本体交換分の費用がかかります。

▼Apple StoreでTouch IDを修理する場合の費用

	iPhone SE2	iPhone SE3
AppleCare+適用あり	税込12,900円	税込12,900円
AppleCare+適用なし	税込37,400円	税込44,000円

正規サービスプロバイダでiPhoneを修理する方法

Apple正規サービスプロバイダの修理サービスはApple公式と同じなので、修理の概要もほぼ変わりません。

▼正規サービスプロバイダの修理概要

店舗数	全国に100店舗以上
予約	事前予約を推奨
修理時間	基本即日
必要な持ち物	・iPhone本体 ・運転免許証やパスポートなどの本人確認書類 ・購入時のレシート ※可能であれば
準備事項	iPhoneの各データのバックアップ

異なる点は店舗数で、正規サービスプロバイダは全国に100店舗以上存在します。利用者も分散されるため、Apple Storeと比べて即日や飛び込みでも対応してもらえる可能性は高いです。

ただしApple Store同様に店舗によって在庫状況は異なるため、確実に即日交換してほしい方は、必ず訪店前に電話で確認しておきましょう。

正規サービスプロバイダのTouchID故障修理相場

Apple正規サービスプロバイダは費用に関しても、Apple Storeと同様です。

▼Apple StoreでTouch IDを修理する場合の費用

	iPhone SE2	iPhone SE3
AppleCare+適用あり	税込12,900円	税込12,900円
AppleCare+適用なし	税込37,400円	税込44,000円

AppleCare+適用の条件を満たしていれば、しっかりと割引価格で修理することができます。

iPhoneのtouch id故障まとめ

iPhoneのTouch IDが使えなくなった場合は、以下のケースを除いて、何らかの故障が疑われます。

▼常にパスコードの入力が必要なケース
・デバイスを再起動した場合 ・指紋を5回続けて認識できなかった場合 ・デバイスのロックを 48 時間以上解除していない場合 ・指紋を登録または削除した場合 ・「設定」アプリから「Touch ID とパスコード」を開く場合

バッテリーやディスプレイなど別の部品が故障しているケースも稀にありますが、部品故障の場合はたいてい「ホームボタンの故障」です。

ホームボタンの故障が原因でTouch IDが使えない場合は、残念ながらホームボタンとTouch IDのみを修理することはできません。

iPhoneの修理先は複数の選択肢はあり、それぞれホームボタンへの修理対応は次のように異なります。

▼Apple公式の修理 (Apple Store、正規サービスプロバイダなど)
・本体交換での対応 ・費用も本体交換代がかかる ・本体ごと交換なのでTouch IDはもちろん使える ・本体データは必ず消える

▼街の修理店
・ホームボタンのみの修理可能 ・ただしTouch IDは使えなくなる ・本体データが消えない場合がほとんど

ぜひ自分に合った修理先を検討してみてくださいね。

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