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iPhoneでICカードの読み取りができない!すぐにできる対策と修理を解説
iPhone
はじめに

昨今キャッシュレス文化が進み、クレジットカードや交通系ICカードもスマホと連携し、所持しない方々が増えてきています。iPhoneでカードを読み込むことで、iPhone1つで外出が手軽にできるようになりました。
自分もICカードを読み込もうと試みた際に、「ICカードをiPhoneが読み取らない!」という自体が発生しお困りの方からのお問い合わせも多いです。
そこで今回は、iPhoneでICカードを読み取りできない原因や対処法を、iPhone専門修理店のジェンダススタッフが解説します!
この記事でわかること
- iPhoneでICカードを読み取る際の手順
- 手順に従った上で読み取りができない場合の原因
- ICカーを読み込まない時の対処法
iPhoneでICカードを読み取る手順を解説

iPhoneは次の3つのICカードを読み取ることができます。
- マイナンバーカード
- 運転免許証
- 交通系ICカード
以下では上記の3つのICカードを読み取る手順をそれぞれ詳しく解説します。
マイナンバーカードの読み取る手順 |
---|
1.マイナポータルAPというアプリを開く(ない場合はインストール) ↓ 2.アプリを開いたら、一番上の選択肢の「スマホでログイン」を選択する ↓ 3.パスワードを入力する ↓ 4.iphoneの背面をマイナンバーカードに当てたら、読み取りを開始する ↓ 5.スキャンが完了が出たら、読み取り終了 |
運転免許証をiPhoneで読み取る手順 |
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1.対応アプリを開く(IDリーダーなど) ↓ 2.暗証番号1(必須)と暗証番号2(任意)を入力する(暗証番号2を入力すると本籍と顔写真も見ることができる) ↓ 3.読み取り開始を押す ↓ 4.スキャンの準備ができましたと出たら、免許証をiPhoneの背面にあてる ↓ 5.スキャンが完了したら、運転免許証の情報が出る |
交通系ICカードをiPhoneで読み取る手順 |
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1.電子マネーの残高が確認できるアプリを開く(ICリーダー、ICカード読み取りなど) ↓ 2.「読み取り」や「スキャン」と書いてあるアイコンをタップする ↓ 3.スキャン画面が出たら、iPhoneの背面をICカードにあてる ↓ 4.スキャンが完了したら、残高や使用履歴が表示され読み取り終了 |
マイナンバー読み取りに対応しているiPhoneの種類は?
上記で、iPhoneでICカードを読み取る手順を解説しましたが、iPhoneのモデルによっては、読み取りができない可能性があります。お使いのiPhoneがiPhone6以前のモデルの場合、残念ながらICカードの読み取りには対応していません。
iPhoneでICカードの読み取りができない原因は?

通常通りのICカードの読み取り手順を進めた上で読み取りができない場合、次の4つの原因が考えられます。
- Phoneカバー/アクセサリーをつけている
- カードとiPhoneの位置関係が悪い
- 金属のテーブルで読み取りをしている
- iOSのアップデートができていない
原因1.iPhoneカバー/アクセサリーをつけている
1つ目に考えられる原因は、iPhoneのカバー / アクセサリーなどがiPhoneのチップを読み取るセンサーを邪魔している可能性です。iPhoneのカバー類が原因ならば、iPhoneのカバー類を外すだけで対処可能です。
原因2.カードとiPhoneの位置関係が悪い
2つ目に考えられる原因は、ICカードの読み取りを正しい位置でやっていない可能性です。
ICカードのICチップはカードの中心部、iPhoneのチップを読み取る部分はiPhoneの上部にあります。なので、iPhoneの上部がカードの中心部にあたるように読み取りをしてください。
また、iPhoneを1cm程度離すと読み取りやすくなる可能性があります。
加えて、一部のiPhone(iPHone XR・iPhone XS Max等)は標準的な位置に置いてもスキャンができない可能性があります。その場合は、少し右にiPhoneをずらして再度スキャンをしてみてください。
原因3.金属のテーブルで読み取りをしている
3つ目に考えられる原因は、ICカードを金属製のテーブルに置いて読み取りをしてしまっている可能性です。金属製のテーブルにICカードを置くと、iPhoneがICチップを正確に読み取れません。なので金属製の物以外の上にICカードを置いてスキャンをしてみてください。
原因4.iOSのアップデートができていない
4つ目に考えられる原因は、iOSのアップデートができてない可能性です。アップデート内容によっては、iOSをアップデートしなければ読み取りができない場合があります。なのでもし、まだiOSのアップデートをしていなかったらiOSをアップデートしてみてください。
また、iOSのアップデートができていないという事態を防ぐためにもiOSの自動アップデートを有効にしておくことをおすすめします。
どうしてもiPhoneでICカードの読み取りができない場合は「修理」するのがおすすめ

- ICカードを読み取る手順
- 手順に従っても読み取りできない際の対処法
上記の2つをすべて試しても読み取りができないという方は、iPhoneの読み取り部分が壊れている可能性があるため、修理店で見てもらうことをおすすめします。
iPhoneを修理する場所は2つあります。
- 正規サービスプロバイダ
- 街の修理店
正規サービスプロバイダとはAppleが認定している修理店のことを指します。ここで修理をしたい場合、読み取り部分の破損だと本体交換修理になる可能性が高いです。そのため、AppleCare+に加入していない場合高い修理料金を支払う可能性があります。参考までに、2024年7月時点で最新モデルのiPhone15シリーズの本体交換修理の料金を載せます。
機種名 | 本体交換修理費用 | 本体交換修理費用(AppleCare+加入時) |
---|---|---|
iPhone15 | 87,800円(税込) | 12,900円(税込み) |
iPhone15 Plus | 96,800円(税込) | 12,900円(税込み) |
iPhone15 Pro | 105,800円(税込) | 12,900円(税込み) |
iPhone15 Pro Max | 114,800円(税込) | 12,900円(税込み) |
街の修理店とは、Appleからの認定を受けていない修理店のことを指します。
街の修理店を使う際の注意点として2つあります。
- 純正の部品を使っていない可能性があるため、性能が落ちるかもしれない
- 正規サービスプロバイダでの修理でiPhone修理の保証が使えなくなる
しかし、修理料金が安くなるため、AppleCare+に加入していない場合、街の修理店の方がおすすめです。
iPhoneでICカードを読み取りできないまとめ
今回は、iPhoneでICカードが読み取れない時にできる対処法について解説しました。
ICカードの読み取りができない場合、次の5つが原因として考えられます。
- 正しい手順で読み取りを行っていない
- iPhoneのカバー類が邪魔になっている
- 正しい位置で読み取りをしていない
- 金属製の机の上で読み取っている
- iOSアップデートができていない
iPhoneの読み取りができない場合は、上記の5つの内該当すると思う原因の対処法を試して見て、直らない場合は、修理店で修理をしてもらうことをおすすめします。
修理店で修理をする際、AppleCare+に加入しているかしていないかで、修理をする場所を決めることをおすすめします。
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