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ガラスフィルムは簡単に外せる!iPhoneを傷つけるNGな外し方も必見
iPhone
はじめに

iPhoneの割れ対策に「ガラスフィルム」を付けている方も多いかと思います。しかし落下や劣化によってガラスフィルムが劣化してくると、交換したいタイミングがあるものですよね。
しかし試してみるとフチまでビッチリ固着していて「どうやって外そう…」と心配になることがあります。そこで今回は「iPhoneのガラスフィルムの外し方」について解説します。
iPhoneのガラスフィルムは雑に外しても大丈夫?

結論、「神経質になる必要はないが、外し方によっては本体を傷つける可能性はある」です。iPhoneのガラスフィルムには主にディスプレイ用と背面カメラ用(カバー)がありますが、どちらも注意点は同じです。
爪などで浮かせることができる場合は、そのままゆっくりと剥がせば問題ありません。フィルムが割れている場合は、ガラス片が飛び散らないように注意しましょう。
しかし特にカメラ用のガラスフィルムは固いため、端部分を浮かせにくいことがあります。その場合は「固くて薄いもの」を滑り込ませて、なんとかフィルムを浮かせる必要がありますが、使う道具には一定の注意が必要です。以降でおすすめの道具と、使うべきでない道具について解説していきます。
iPhoneのガラスフィルムの外し方【用途別】
では実際の外し方を以下のシーン別に解説します。
- ガラスフィルムを交換する場合の外し方
- ガラスフィルムを貼り直したい場合の外し方
なお画面用のフィルムも、カメラ用のフィルムも外し方は特に変わりません。また、いっけん無理なように思えても辛抱強く繰り返していれば、意外となんとかなるケースが多いです。それこそ爪でも繰り返す価値はあります。つまり「気合い」でどうにかなることも多いので、焦らず試してみてください。
ガラスフィルムを交換する場合の外し方

ガラスフィルムを交換する場合は現在貼ってあるフィルムはもう使わないので、多少は勢いよく外してもOKです。爪が入らない場合は「固くて薄いもの」を滑り込ませて、なんとかガラスフィルムを浮かせます。
具体的には以下のものがおすすめです。
- 釣り糸(0.1号〜2号):厚さ0.053〜0.235mm
- PETカード(QUOカード・ポイントカードなど):厚さ0.2mm前後
おすすめなのは釣り糸で、身近に手に入るものしては特に薄い品になります。固さも十分なので、隙間に糸が入った後も剥がしやすいです。100均で手に入る可能性も高いですが、太さ(号数)にだけ注意しましょう。太くても3号、できることなら2号以下の糸がおすすめです。
購入しなくても用意できる薄いものの代表格はQUOカードなどのPETカードです。厚さはは0.2mmほどなので、爪が入らない隙間にも滑り込ませられる可能性があります。ただし強度が足りないため、隙間に入った後は地道にスライドさせるなど、工夫してフィルムを浮かせる必要があるでしょう。
ガラスフィルムを貼り直したい場合の外し方

一方で外した後に同じフィルムを貼り直す場合も、固くて薄いものを滑り込ませる点は同じです。ただしフィルムが割れたり反ったりしないように気をつける必要はあります。
そのため釣り糸よりもPETカードを使って慎重に粘着を剥がす方法がおすすめです。釣り糸は両手で引っ張ることができるため、力の加減を間違えてしまう可能性があります。一方でPETカードであれば強度も弱く形状的にも力が加えにくいため、フィルムを痛めずに剥がせる可能性が高まります。隙間にカードが入ったら慎重にカードをスライドさせて、地道に粘着力を弱めていきましょう。
iPhoneを傷つけるガラスフィルムの外し方
一方で以下の方法はiPhoneを傷つける可能性が高いので控えるべきです。
- ドライヤーでフィルムを温める
- カッターナイフでフィルムを浮かせる
ドライヤーでフィルムを温める

インターネットで調べると「ドライヤーでフィルムを温める方法」が紹介されているのを目にします。確かに熱によって接着剤が溶けるのでフィルムは剥がしやすくなりますが、iPhoneにダメージが加わる可能性が高いのでおすすめできません。
iPhoneは適した動作環境が以下のように決まっており、そこから外れた環境では本体にダメージが加わってしまいます。
- 動作時環境温度
- └ 0°〜35°C
- 保管時(非動作時)温度
- └ -20°〜45°C
iPhoneの電源を付けていなければ低温にはある程度強いですが、高温には弱いです。特にバッテリーは熱で劣化が進行し、最悪の場合は発火や爆発といった事態につながることもあります。プロの業者であれば熱の扱いにもなれていますが、個人で扱うのはやめておきましょう。
カッターナイフでフィルムを浮かせる

また同様にカッターナイフを使う方法が紹介されていることもありますが、当然iPhoneを傷つける可能性があるので止めておきましょう。
現在iPhoneに使用されている画面のガラスは、一般的なカッターよりも硬度が高いため、傷が付きづらいのは事実です。ただし、それでもガラスの劣化度などによって傷がつく可能性はゼロとは言えません。
また背面(カメラ部分)のガラスは、前面のガラスよりも強度が低いため、カッターによって傷がつくリスクが高い可能性もあります。冷静に考えて刃物をiPhoneの画面や背面に突き立てるのは止めておきましょう。刃が滑って怪我する可能性も大いにあります。
iPhoneのガラスフィルムの外し方まとめ
この記事で解説したこと
- ガラスフィルムを外す際は「神経質になる必要はないがiPhoneが傷つく外し方はNG」
- 外す際の道具としては「釣り糸」か「PETカード(QUOカードなど)」がおすすめ
- ドライヤーやカッターはiPhoneが傷つく可能性もあるので止めておくべき
- 何度も繰り返していれば爪でもなんとかなるケースも多い
iPhoneのガラスフィルムは、時には剥がしづらい状態になることがあります。特に背面カメラ用のフィルム(カバー)は固いため、剥がすのに苦労する方が多いです。爪が入らない場合は、釣り糸やPETカードを地道に滑り込ませてみましょう。釣り糸は100均で手に入る可能性も高いです。
しかしカッターやドライヤーはiPhone本体を傷つける可能性があるためNGです。いっけん無理なように思えても意外と爪でもどうにかなることも多いので、「気合い」を大切にして焦らず頑張ってみてください。
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