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iPhoneのバッテリーに修理と表示が出た時の対応法を修理屋が解説
iPhone
はじめに
![iPhoneのバッテリーに修理と表示が出た時の対応法を修理屋が解説](https://gendasega.jp/wp-content/uploads/2024/10/f35c443a4378b96a0427af304651420f.webp)
iPhoneを長く使用し続けていると、バッテリーの設定画面に「修理」「サービス」といった警告文が表示されることがあります。
この文言が表示されてしまった場合には、どのように対応するのが良いのかについて解説します!
この記事でわかること
- iPhoneの表示でバッテリー交換時期がわかるってほんと?
- iPhoneの表示が出たら、バッテリー交換をするべき?
- iPhoneのバッテリー交換の料金相場はどのくらい?
iPhoneはバッテリーの交換タイミングを表示で教えてくれる
![iPhoneのバッテリーに修理と表示が出た時の対応法を修理屋が解説02](https://gendasega.jp/wp-content/uploads/2024/09/image4-17-e1727662023953.jpg)
iPhoneには、バッテリーの交換タイミングを表示する機能があります。これは、具体的にはiOSがバッテリーの消耗状態を把握して、最大充電容量からどのくらい劣化しているかを表示することができる機能です。
iPhoneのバッテリー状態表示機能について、以下の項目で詳しく確認していきましょう。
iPhoneのバッテリーの交換タイミングは何でわかるの?
iPhoneのバッテリー交換のタイミングは以下を確認することでわかります。
- 充電最大容量
- バッテリーの状態
「充電最大容量」とは、iPhone出荷時のバッテリー残量を100%としたとき、現在フル充電して何%まで充電がされるか、という数値です。この数値が80%を下回ると、バッテリー交換の目安と言われています。
一方、「バッテリーの状態」という項目でも、交換タイミングを調べることができます。
「バッテリーの状態」欄は、バッテリーが問題ない時には「ピークパフォーマンス性能」と表示されています。しかし、バッテリーが劣化してくると「修理」「サービス」という表示が出るようになります。
これにより、iPhoneを分解することなく、バッテリーの交換タイミングであることを知ることができます。
iPhoneの「バッテリーの状態」の確認方法とは?
iPhoneの「バッテリーの状態」を確認する方法 |
---|
1.「設定」アプリを開く ↓ 2.「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」を開く ↓ 3.最大容量と「バッテリーの状態」が表示されている ![]() |
バッテリーの容量はiPhone全体のパフォーマンスに関わります。「なんかiPhoneの調子悪いんだよな」と感じたら、バッテリー容量を調べてみるのがおすすめです。
iPhoneのバッテリー劣化は何でわかるの?
iPhoneの動作から、バッテリーの劣化がわかることがあります。
iPhoneのバッテリー劣化は、iPhoneの様々な機能に悪影響を与えます。バッテリー劣化の兆候となるiPhoneの作動などを以下にまとめました。
- 充電にやたらと時間がかかる
- 充電中に異常に発熱する
- 突然シャットダウンしたり、再起動を繰り返す
- iPhoneの処理速度が遅くなる
このような症状が出たら、iPhoneのバッテリーが劣化している可能性が高く、バッテリー交換のタイミングであると言えます。
【機種別】iPhoneのバッテリーの交換時期はどれくらい?
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iPhoneのバッテリー交換時期は、機種によって異なります。現在幅広く使われているiPhone7シリーズから15シリーズまで、バッテリーの交換時期の目安を表にまとめました。
今回は、Appleが公式サイトから、最大容量が80%になる可能性がある充電回数を元に、交換時期を推定しています。
iPhone15シリーズ | 3年(1000回の充電で80%) |
iPhone14シリーズ | 2年弱(500回の充電で80%) |
iPhone7~13シリーズ | 1年半程度(500回の充電で50〜70%) |
iPhone15シリーズは、それまでの設計を変えて、より長く安定したバッテリー駆動を実現しているようです。
iPhoneをバッテリー交換に出すかどうか、上記の表を参考にしてください。
iPhoneのバッテリーで修理表示が出た場合はどうしたらいいの?
![iPhoneのバッテリーに修理と表示が出た時の対応法を修理屋が解説05](https://gendasega.jp/wp-content/uploads/2024/09/image7-e1727662357628.jpg)
iPhoneの「バッテリーの状態」で「修理」と表示が出ている場合には、
- 純正部品でバッテリー交換をする
- 下取りに出して新しいiPhoneへ機種変更をする
の2通りの対応を試しましょう。
それぞれの対応について、メリットやおおよその料金を詳しく解説していきます。
(1) 純正部品でバッテリー交換をする
iPhoneのバッテリー不調を感じたら、純正部品でバッテリー交換をすることをおすすめします。
「純正部品」とは、アップル社が実際に新品のiPhoneを製造する際に使っているバッテリー部品のことです。
逆に非正規部品とは、それ以外の種類のバッテリーを指します。
どうして非正規部品のバッテリー交換をしてはいけないの?
非正規の部品を利用してバッテリーを交換することのデメリットはたくさんあります。以下は、デメリットの一部です。
- Appleの保証が効かなくなってしまう
- iOS上で「純正ではない部品」「バッテリーに関する重要なメッセージ」と表示される
- 部品の相性が原因で、パフォーマンスが低下する恐れがある
非正規の部品で修理をした時点で、Apple製品に付与されている保証が切れてしまいます。iPhoneには購入から1年間動作保証が付けられていますが、その期間中でも保証がなくなってしまうのです。
また、非正規のバッテリーを使用すると、ロック画面や「設定」アプリ内で「純正ではない部品」という警告が表示される場合があります。これだけで問題がおきるわけではありませんが、それがストレスで純正品に交換する方もいます。
このように、非正規部品でのバッテリー交換はデメリットが多いため、おすすめできません。
(2) 下取りに出して新しいiPhoneへ機種変更をする
バッテリーの交換時期になったらiPhoneを下取りに出して、新しいiPhoneに機種変更するという方法もあります。
iPhoneの下取りは、Apple社が行っているサービスです。下取りの分の価格は、新しいiPhoneの購入や、Apple Gift Cardにチャージして好きな時に使うことができます。
iPhoneを適正な方法でリサイクルできるため、環境に優しく、またプライバシー保護にもなるとApple社は謳っています。
iPhoneの下取り額の例は以下の通りです。この価格から画面の破損や傷の状態を考慮して減額され、下取り価格が決定されます。
iPhone 14 Pro Max | 最大121,000円 |
iPhone 14 Pro | 最大107,000円 |
iPhone 14 Plus | 最大81,000円 |
iPhone 14 | 最大74,000円 |
iPhone 13 | 最大61,000円 |
iPhone 12 | 最大46,000円 |
バッテリーが劣化したiPhoneでも買取ってしてもらえるの?
バッテリーが劣化したiPhoneでも、電源が入るならばApple社の下取りサービスを利用することができます。バッテリーの劣化が認められても、下取り価格は変わらないようです。
一般の中古スマホ買取店では、バッテリーが消耗していると買取価格が20〜30%ほど下落してしまうため、注意が必要です。
ひとまずiPhoneでバッテリーに修理表示が出たらバッテリー交換を検討しよう
![iPhoneのバッテリーに修理と表示が出た時の対応法を修理屋が解説06](https://gendasega.jp/wp-content/uploads/2024/09/image3-14-e1727662605337.jpg)
バッテリーは、iPhoneのなかで比較的寿命が短い部品の一つです。つまり、バッテリーが寿命を迎えたとしても、他の部品はまだ使える可能性が高いです。
他の部品が使えるのに、機種変更をして全て新品のiPhoneを購入するのは勿体無いと感じませんか?
そのため、iPhoneのバッテリーに修理表示が出た時は、バッテリー交換がおすすめです。
iPhoneのバッテリー交換の料金相場
![iPhoneのバッテリーに修理と表示が出た時の対応法を修理屋が解説07](https://gendasega.jp/wp-content/uploads/2024/09/image2-21-e1727662657633.jpg)
iPhoneのバッテリー交換をした場合の料金の相場は、以下の表にまとまっています。
AppleCare+でバッテリー交換 をする場合の料金相場 |
0円 |
正規店でバッテリー交換 をする場合の料金相場 |
11,200〜15,800円(税込) |
非正規店でバッテリー交換 をする場合の料金相場 |
3,000〜8,000円程度 |
AppleCare+は、購入から2年間の動作保証サービスを提供するApple社の保険です。iPhoneの購入から90日以内に加入することができます。iPhone15の場合AppleCare+の加入費用は、2年間で23,800円(税込)です。
正規店(正規サービスプロバイダ)でバッテリーを交換すると、10,000円を大きく超える料金となります。また、正規店では本体修理交換になるので、データが初期化されてしまいます。正規店でのバッテリー交換を検討している方は「データのバックアップ」を確実に行いましょう。
以上の観点から、
- Apple社などの保険に入っている
- データがバックアップされている
- 純正品のバッテリーを使用して欲しい
という方はAppleStoreや正規サービスプロバイダの修理がおすすめです。
逆に、
- 急にバッテリーが壊れてつかない
- データのバックアップは難しい
という方は、非正規店で「データそのまま」のバッテリー交換修理がおすすめです。
iPhoneのバッテリーで修理表示が出た時のまとめ
この記事でわかること
- iPhoneはバッテリー交換の目安が表示される!
- iPhoneのバッテリー交換は最大容量80%が目安
- iPhoneのバッテリー交換の場所によって異なる
バッテリーはiPhoneの中でも消耗しやすい部品です。そのため、「その他の部品は使えるのにバッテリーがダメ」という状況があり得るのです。
バッテリーが不調になった場合は、AppleCare+の利用も含めて正規店や非正規店でのバッテリー交換で対応することを検討してください。
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