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iPhoneを中古で買うならどこ?価格帯や中古のおすすめ機種も解説
iPhone
はじめに

iPhoneはシリーズや容量によっては20万近くの値段がして高いですよね。そのため、中古でiPhoneの購入を検討される方も多くいます。
本体価格もあって機種変更の際に中古のiPhoneを選択肢に入れる方も増えつつあり、実際に中古市場でもiPhoneは大人気です。しかし中古のiPhoneを購入する手段は色々あるため、特に初めて中古品を購入する方は「買うならどこが間違いないだろう…」と悩んでしまうものです。
そこで今回は「中古iPhoneの買う場所」について、iPhone専門修理店が解説します。
iPhoneを中古で買う際に注目するべきポイント

そもそも、iPhoneを中古で買う際にはどんなポイントに注意して選ぶべきなのでしょうか?適当に選んで質の悪い中古のiPhoneを購入してしまったら、買い替えのタイミングはまたすぐ来てしまい、費用がその分かかってしまい中古購入の意味がなくなります。
それぞれのポイントに沿った中古品選びも重要ですが、「それぞれのポイントを購入前に確認できる店」を選ぶことも重要なので、ぜひ覚えておいてください。
使用感や傷の状態の表示
やはり本体の傷や汚れなどのコンディションはチェックすべき最重要項目のひとつです。
実店舗であれば実際に手に取って確認できますが、ネット購入の場合は以下のポイントを意識すると想像通りの状態の品をゲットしやすいでしょう。
- 商品写真の枚数が多い
- 商品写真の画質がよい
- 個別の傷や汚れに関する写真や情報がある
- 中古品ランクが細かく分かれている
- レビュー数の多い出品者や店舗を選ぶ
- 箱や付属品がしっかりと揃っている
大手サイトの中には取り扱い数の多さからか、イメージ画像の記載のみで当該商品の個別画像や情報を省いているサイトも複数あります。傷や汚れを気にする方は、まず前提として「個別の商品の画像・情報の記載があるサイト」を選びましょう。
その上で、画像や情報が見やすく分かりやすく配慮されているサイトや出品者を選ぶことで、イメージと違う品を掴むリスクを下げられます。利用者のレビューをチェックすることも重要です。
Check!
- 特に美品が欲しい場合は箱や付属品付きのものを選ぶことをおすすめ!
- 最初から中古品として売却することを念頭に入れ、綺麗に使用されていた可能性が比較的高いためです。
バッテリー残量の表示
バッテリー状態も中古品の状態を表す重要なバロメータのひとつです。
iPhoneのバッテリーは普通に使っているだけでも段々と劣化していきます。中古スマホは買取時にバッテリーの状態をチェックこそされますが、ほとんどの場合バッテリーはそのままで中古品として売られます。
バッテリーは「最大容量の80%未満」が交換の目安とされています。80%台前半になっただけでも「充電がすぐ切れるようになった」などの症状を体感することも多いです。
すぐにバッテリーの交換を行うのを避けたい場合は、バッテリーの最大容量が明らかにされている中古品を選びましょう。
保証期間/赤ロム保証
中古品の多くは整備品ではないため、やはり購入後の動作を完全にゼロにすることはできません。
そこで重要なのが「販売店の保証」です。
多くの販売店には「購入後の一定期間内の自然故障」に対する保証がついていますが、その長さは販売店によって様々です。各店の保証の長さと内容を見比べることで、より安心して中古品を使うことができるでしょう。
また自然故障だけでなく「赤ロム」に対する保証も重要です。
赤ロムとは主に以下のような理由で、ネットワーク利用に制限がかかっている端末のことです。
- 前の所有者が端末代金の分割支払いを滞納している
- キャリアに「紛失したスマホ」として届出られている
- 盗難品
もちろん中古スマホ店では買取時に赤ロムかどうかをチェックしていますが、状況の変化などによってその後赤ロムに変化してしまうこともあります。
ほとんどの中古店では購入後に赤ロムだと判明した場合の保証を備えていますが、中には保証の期間が限られている店舗もあります。購入前に必ず赤ロムへの対応も確認しておきましょう。
iPhoneを中古で買える場所5選

上述した適した中古iPhoneの見方ポイントを踏まえて、中古のiPhoneを購入する方法を一つずつ見ていきましょう。
中古でiPhoneを購入できる場所 |
---|
・中古スマホショップ(実店舗) ・中古スマホショップ(オンライン) ・キャリアの携帯ショップ ・フリマサイトやオークションサイト ・Apple認定整備済み品 |
中古スマホショップ(実店舗)
汚れや傷 | 実物を手に取って確認できる |
バッテリーの 最大残量 |
実物で確認できる |
販売店保証 | 基本あり |
赤ロム保証 | 基本あり |
実店舗の中古店の強みは、やはり「実物を確認できること」です。
中古品の状態はまさに「百聞は意見にしかず」なので、実物を手に取って確認できるメリットは大きいでしょう。販売店にもよりますが、基本的には各種保証を備えている店舗が多いです。
実店舗のデメリットとしては「オンライン購入よりも少しだけ高いことが多いこと」です。
他業態のオンライン / 実店舗と同じように、実店舗の方が人件費がかかる分、少しだけ値段が高く設定されていることがあります。また在庫状況は店舗次第なので、せっかく足を運んだけど購入したい中古品が見つからないこともありえるでしょう。
中古スマホショップ(オンライン)
汚れや傷 | 写真や文章で確認する |
バッテリーの 最大残量 |
写真や文章で確認する |
販売店保証 | 基本あり |
赤ロム保証 | 基本あり |
オンラインの中古店の場合は、写真や文章からコンディションやバッテリーの性能を確認することになります。状態をしっかりとチェックしたい方は、まず「個別の製品の写真や状態に関する情報の記載があるサイト」を選びましょう。
大手ショップの中には「中古品ランク」以外の情報が省かれたサイトもあります。各種保証に関しても基本的に備えているサイトが多いですが、しっかりとサイト上の情報を読み込むことが重要です。
ただし「足を運ばずに豊富な在庫から中古品を選べる」というメリットもあります。アクセスやスケジュール的に多数の実店舗に訪店することが難しい場合は非常に重宝するでしょう。
また人件費がかからない分、実店舗よりも少しだけ安く購入できることも多いです。
キャリアの携帯ショップ
汚れや傷 | 中古ランクのみ |
バッテリーの 最大残量 |
確認不可 ※80%以上は保証されている |
販売店保証 | あり |
赤ロム保証 | なし ※赤ロムに当たる心配がない |
キャリアによっては「認定中古品」を取り扱っているところもあります。
認定中古品とは、機種変時の下取りなどによって回収した端末の中で、キャリア独自の基準を満たしているもののことです。
▼認定中古品のメリット
- キャリアの基準をクリアしているため品質がよい
- 初期化が徹底されている
- クリーニングされている
- 赤ロムに当たる心配がない
- 無料保証(30日)に加えてキャリアの有料保証に加入できる
- Apple公式のサポートの対象から外れていない
- 中古スマホ店のよりも安いことも多い
▼認定中古品のデメリット
- オンラインでの購入のみ
- 個別の中古品の状態は確認できない
- SIM契約と同時でないと買えない
メリットは一言でいえば「キャリアならではの品質の高さ」です。中古スマホ店で購入するよりも安定して高い質の中古品が手に入るでしょう。
ただし購入はオンライン限定で、状態の確認は「中古ランク」のみ、個別の傷やバッテリーの状態は確認できません。
またキャリアの認定中古品はそもそも「端末のみでは購入不可」です。新たに機種変やMNPなどのSIM契約時にしか購入できません。
ただしその分端末代が安いケースもあるので、思い切ってこの機会にSIMごと契約するのもひとつの手です。
フリマサイトやオークションサイト
汚れや傷 | 写真や文章で確認する |
バッテリーの 最大残量 |
写真や文章で確認する |
販売店保証 | なし |
赤ロム保証 | なし |
フリマやオークションサイトで購入する手もあります。メリットは「選択肢の多さ」と「安さ」です。
膨大な選択肢の中から店舗などで購入するよりもずっとコスパのよい、いわゆる掘り出し物を見つけられることもあります。
一方で「質の不安定さ」がつきまとうのは大きなデメリットです。
ただの一個人から買い物をすることになるので、傷やバッテリーに関する情報どころか、虚偽の出品などのトラブルに巻き込まれる可能性も十分にあります。
何らかのトラブルが起きてもサイト側が個人の事例に立ち入って助けてくれるわけではありません。自分で消費者センターや弁護士、警察など然るべき相談先を頼る必要があります。
また、たとえ出品者に悪意がなくても、業者から購入するより品質にバラつきがあります。少しでも品質を気にするのであれば、しっかりとした業者から購入した方が安心でしょう。
Apple認定整備済製品
汚れや傷 | 確認不可 ※新しい外装に交換済み |
バッテリーの 最大残量 |
確認不可 ※新しいバッテリーに交換済み |
販売店保証 | 購入後1年保証あり |
赤ロム保証 | なし ※赤ロムに当たる心配がない |
Apple認定整備済製品とは、Appleが下取りや交換修理などで回収したiPhoneに「新しい外装とバッテリー」を交換した製品です。
内部の基板やセンサーなどの部品はそのままですが、当然厳しい基準の検査が行われているため、いわば「新品と中古品の中間」のような端末になります。
箱だけは整備済品独自の白い箱で送られてきますが、その他の付属アクセサリや保証、サポートに関しては新品のiPhoneと同様です。割引額は最大15%と控えめですが、ほぼ新品のiPhoneをちょっと安く手に入れたい方にはオススメの選択肢になります。
ただし認定整備済製品は商品ラインナップがかなり限定されています。2024年10月現在は「iPhone 13 Pro Max」と「iPhone 14 Plus」、しかも容量が大きめのモデルしか販売していません。
その時々に欲しい機種が売られているとは限らないため注意しましょう。
iPhoneを中古で買うなら中古スマホショップがおすすめ!

中古のiPhoneを購入する方法はいくつかありますが、わざわざ中古を検討するという方は「購入費用を抑えたい」という狙いがある方がほとんどかと思います。
そういった方にはやはり「中古スマホショップ」での購入がオススメです。
中古スマホショップであればどんなに美品でも、少なくとも新品価格より1万円は安く購入できるケースが大半です。また大手のショップであれば品質や万が一の保証にも安心感があります。
さらに実物を購入前に確認できるのも、中古スマホショップの実店舗のみです。
気になる方は、試しにお近くの中古店の実店舗に足を運んでみると、店選びの参考にもなるでしょう。
中古で買うのにおすすめのiPhoneの機種は?

最後に中古で買うのにオススメのiPhoneを紹介します。
機種名 | 機種画像 | 発売日 | 価格 | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|
iPhone SE2 | 2020年4月 | 15,000円〜 |
・安くて少しは使える端末が欲しい人 ・コンパクトな端末が好きな人 ・4G通信でも良い人 |
|
iPhone SE3 | 2022年3月 | 30,000円〜 |
・比較的安価で性能も欲しい人 ・コンパクトな端末が好きな人 ・ホームボタンが欲しい人 |
|
iPhone 12 | 2020年10月 | 30,000円〜 |
・比較的安価で性能も欲しい人 ・大きめの画面が好きな人 ・Face IDが欲しい人 |
|
iPhone 12 mini | 2020年11月 | 25,000円〜 |
・比較的安価で性能も欲しい人 ・コンパクトな端末が好きな人 ・Face IDが欲しい人 |
出典元: Apple サポート(日本)
中古iPhoneのランキングを調べるとiPhone 8が上位にランクインしていることがあります。
しかしiPhone8は「とりあえず1年ほどだけ使いたい人」などにしかオススメできません。
iPhone 8はiOS17以降への更新が打ち切られており、現在はセキュリティ関連の更新のみ継続されています。しかしこのセキュリティサポートがいつまで継続できるかは不明です。
セキュリティの更新が打ち切られた端末を使い続けるのはかなりリスクが高いです。
できればSE2以降の機種を選ぶと長く使い続けられるでしょう。
iPhoneを中古で買うならどこまとめ
この記事で解説したこと
- 中古のiPhoneは「傷や汚れ」「バッテリー残量」「保証」などのチェックが重要!
- 中古iPhoneの購入は安心感とコストのバランスがよい中古スマホショップがおすすめ!
iPhoneを中古で買う場合は、しっかりと「その端末の状態やバッテリー残量を確認できる方法」で購入するのがおすすめです。
極端に価格を抑えようと状態の不明な端末を購入したり、信頼度の低そうな購入先を選んだりするのはリスクが高いため控えましょう。
「コスパ」と「安心感」の両方を求める場合は、中古スマホショップでの購入がおすすめです。
特に実店舗であれば実物を手に取って確認してから購入できるため、ぜひ試しにお近くの中古店に足を運んでみてください。
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