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iPhoneが重くなるのは故障?自分でできる対処法も解説
iPhone
はじめに

iPhoneユーザーの皆さんの中で最近iPhoneの動作が重いな、スムーズに操作できないな、と思ったことはあるでしょうか。毎日使用するiPhoneが思うように動かないと、不便ですよね。iPhoneのの動作が重い場合、故障の可能性もありますが、動作の重さは自分で改善できるかもしれません。
そこでこの記事では、
- 「最近アプリが開くまでにやたらと時間がかかる」
- 「iPhoneの動作を軽くする方法が知りたい」
こういった疑問を解決できるよう、iPhone専門修理店のジェンダススタッフが、iPhoneが重たくなる原因について解説します!
この記事で解説したこと
- iPhoneの動作が重くなる原因
- iPhoneの動作が重くなった場合の対処法
- iPhoneのバッテリー交換の修理方法と相場
iPhoneの動作が重くなった!原因は?

iPhoneの動作が重くなった場合、次のような原因が考えられます。
- キャッシュが溜まっている
- メモリ/ストレージ不足
- バッテリーの劣化
- 本体の過熱
それぞれの原因について、以下で詳しく解説します。
キャッシュが溜まっている
キャッシュが溜まってしまうとiPhoneの容量を圧迫し、動作が重くなる原因にもなります。
Webページを開いたりアプリを使ったときに一時データを保存する機能のことを、iPhoneのキャッシュといいます。沢山のサイトやアプリを利用すればするほどキャッシュは重くなってしまいます。
キャッシュの溜まりを防ぐには、月に1.2回ほどキャッシュを削除しましょう。
メモリ/ストレージ不足
メモリやストレージ不足も、動作が重くなる原因の一つです。
iPhoneのメモリとはiPhoneの主記憶装置のことで、情報処理をする機能を指します。
沢山のアプリを動作させるために必要な機能ですが、キャッシュと同様、動作させすぎるとメモリ不足になり、iPhoneの動作が重くなります。
また、ストレージは写真や動画や文書などを保管しておく容量のことです。◯GBといった単位を耳にしたことがあるのではないでしょうか?この容量が大きいほど沢山の情報を保管しておくことができますが、容量の空きが少なくなると動作を重くさせる原因になってしまいます。
以下の方法でiPhoneのストレージ確認が可能です。
- 「設定」>「一般」>「iPhoneストレージ」
メモリの確認は標準で用意されていないため、メモリの使用状況などの確認を行う場合には、アプリを使う必要があります。
ストレージに空きがあるのに動作が重く感じる場合は、メモリ不足の可能性が高いでしょう。
バッテリーの劣化
バッテリーの消耗などでバッテリーが劣化してしまうと、iPhoneの動作が重くなってしまいます。
経年劣化は勿論、iPhone本体が水に濡れたりどこかにぶつけたりすることで受ける物理的なダメージも、バッテリーの劣化に繋がります。
iPhoneの「設定」から「バッテリー」を選択することで、自分のiPhoneのバッテリーの残量を確認することができます。バッテリーの残量が本来の80%前後になったタイミングが交換の目安です。iPhoneの動作が重いと感じた時は、まず自分のiPhoneのバッテリー残量がどれぐらいなのかを確認してみましょう。
本体の過熱
iPhone本体が熱を持ちすぎる、いわゆる過熱状態になると動作が重くなります。
iPhoneがこれ以上熱を持って故障しないように機能を制限するのです。
本体が触れない程熱くなっている時は要注意ですし、そのまま使用を続けると故障してしまう可能性があります。
iPhoneを持ち続けることが難しい程熱い時は勿論、普段よりも本体が熱を持っていると少しでも感じた場合は一度使用をやめましょう。
iPhoneの動作が重くなった場合の対処法

iPhoneの動作が重くなった場合の対処法は大きく分けて以下の2つのパターンがあります。
- 自分で試せる対処法
- プロに任せる対処法
本記事では、この2つの対処法を紹介します。
自分でできる対処法とは?
iPhoneの動作が重い時は、自分でできる対処法で改善するケースもあります。
重いと感じた時は、以下の対処法を試してみてください。
- キャッシュをクリアする
- アプリを閉じる/不要なアプリを消す
- 本体を冷やす
それぞれの詳しい対処法について解説していきます。
キャッシュをクリアする
キャッシュが溜まって動作が重くなってしまっている時は、キャッシュをクリアすることで改善する可能性があります。
キャッシュのクリアとは、ブラウザやアプリに保存されたキャッシュを削除・消去することを指します。
また、キャッシュのクリアは一括でできるわけではなく、アプリごとにクリアすることができます。
アプリによってキャッシュのクリア方法は異なるため、自分がキャッシュをクリアしたいアプリの操作方法を調べてみましょう。
キャッシュのクリアをすることで動作の重さが改善されるだけでなく、アプリの不具合なども改善される可能性があります。
アプリを閉じる/不要なアプリを消す
使わないアプリを閉じたり、不要なアプリを削除するだけでも動作が軽くなることがあります。
削除したいアプリケーションのアイコンを長押しし、表示された「ホーム画面を編集」または「アプリを削除」をタップすると削除できます。
また、Safariのキャッシュを削除したい場合は、「設定」から「Safari」を開き、「履歴とWEBサイトデータを消去」で削除することができます。
最近使っていないアプリもついつい開きっぱなしにしてしまいがちですが、使わなくなったアプリは消す習慣を日頃からつけておくと、動作が重くならずに済むかもしれません。
本体を冷やす
本体が熱くなって動作が重くなっている時は、本体を休ませることで不具合が改善される可能性があります。
一度使用するのをやめて電源を切り、直射日光の当たらない涼しい場所に置いておきましょう。しかし、冷やすと言ってもiPhone本体に冷却剤をあてたり冷蔵庫に入れたりするのはおすすめしません。急激に冷やすとiPhone内部が結露して故障する可能性があるため、涼しい場所にしばらく放置しておく程度にしましょう。
自分では解決できない場合:修理店に依頼する
これらの対処法を実行しても動作の重さが改善されなかった場合は、修理店に持ち込みましょう。修理店に持ち込む方法として以下の方法が挙げられます。
- ・AppleStore
- └Apple公式の修理サービスを受けられる。全国に10店舗ほどしかない。
- ・公式サービスプロバイダ
- └Apple公式と同様の修理を受けられる。全国に100店舗以上。
- ・iPhone専門修理店
- └比較的安価な独自修理サービスを行う。即日飛び込み可能。
上記の修理店でバッテリー交換をすることで動作の重さが改善される可能性があります。
各修理店の特徴を踏まえた上でどの修理店に持ち込むかを決めましょう。
安心して修理を任せたい方はAppleStoreや公式サービスプロバイダは専門修理店に比べて料金が高い分、純正の製品を使って修理ができるというメリットがあります。
一方、iPhone専門修理店は一度利用すると正規店のサービスが受けられなくなるというデメリットがありますが、料金が安く、店舗数も多いためアクセスがしやすいです。
安心感が最優先の方はAppleStoreや公式サービスプロバイダを利用しましょう。
それよりも金額やスピードを重視したい方はiPhone専門修理店を利用するのがおすすめです。
iPhoneのバッテリー交換の料金相場は?

iPhoneのバッテリー交換は、修理店によって料金が大きく異なります。
以下に各修理店の相場をまとめますので、料金を比較しながらどの修理店に持ち込むかを決めましょう。
AppleStoreでバッテリー交換をする場合の料金相場
AppleStoreでは「AppleCare+」などの保証が効くか効かないかによって価格が大きく異なります。例として、iPhoneSEとiPhone15のバッテリー交換をAppleCare+foriPhoneありの場合となしの場合を表にまとめしたので、参考にしてみてください。
iPhoneSEとiPhone15のバッテリー交換をAppleStoreで行った時の費用の相場を紹介します。
iPhoneSE(AppleCare+適用あり) | 0円 |
iPhoneSE(AppleCare+適用なし) | 税込11,200 円 |
iPhone15(AppleCare+適用あり) | 0円 |
iPhone15(AppleCare+適用なし) | 税込15,800円 |
AppleCare+に加入しており、なおかつ「バッテリーの最大容量が80%未満」になっている場合は無償でバッテリー交換を行うことができます。
条件に当てはまっている方は迷わずAppleのバッテリーサービスを利用しましょう。
正規サービスプロバイダでバッテリー交換をする場合の料金相場
Apple正規サービスプロバイダは、Appleから委託を受けてApple公式と同様の修理サービスを展開する事業者です。全国に100店舗以上存在するので、Apple Storeよりもこちらの方がアクセスしやすいケースが多いでしょう。
iPhoneSEとiPhone15のバッテリー交換を正規サービスプロバイダで行った時の費用の相場を紹介します。
iPhoneSE(AppleCare+適用あり) | 0円 |
iPhoneSE(AppleCare+適用なし) | 税込11,200 円 |
iPhone15(AppleCare+適用あり) | 0円 |
iPhone15(AppleCare+適用なし) | 税込15,800円 |
AppleStoreを利用する場合と同様に、正規サービスプロバイダも条件が揃っていれば無償でのバッテリー交換が可能です。
AppleStoreよりも店舗数が多いため、近くにAppleStoreがない方は正規サービスプロバイダを利用しましょう。
非正規の修理店でバッテリー交換をする場合の料金相場
iPhone修理専門店は、独自の手順と部品で修理を行う「街の修理屋」です。
修理メニューが豊富で、部品が純正品でないため、Apple公式の修理よりも安く修理できるケースが多いです。また全国に数多く存在しており、即日飛び込みの修理も可能なため、急ぎの場合にもおすすめです。
iPhoneSE(AppleCare+適用なし) | 税込2,180円 |
iPhone15(AppleCare+適用なし) | 税込10,480円 |
iPhone修理専門店ではAppleCare+を利用することができませんが、相場は他の2つの修理店よりも安いです。
また、店舗数も多くアクセスもしやすいため、費用とスピード重視の方はiPhone修理専門店を利用しましょう。
重くなったiPhoneのバッテリー交換は「非正規の修理店」がおすすめ!

iPhoneのバッテリー交換は、非正規の修理店がおすすめです。
非正規店を利用するメリットは、以下のものがあります。
メリット
- 料金が安い
- 修理が早い
- 店舗数が多く、アクセスがいい
iPhoneは日頃の生活には欠かせないものですから、できるだけ早く修理したいですよね。
その点、非正規の修理店は店舗数が多い分すぐに行けますし、修理の時間も他の2つの修理店に比べて早いです。
ただし、非正規の修理店で修理を行うと、それ以降Apple社の保証対照サービス外になる可能性もありますので、自分が行く店舗の仕組みをよく調べてから持ち込むようにしましょう。
重くなったiPhoneまとめ
iPhoneの動作が重くなるのは、以下の原因が考えられます。
- キャッシュが溜まっている
- メモリ/ストレージ不足
- バッテリーの劣化
- 本体の過熱
キャッシュが溜まっている場合は、まずキャッシュのクリアをしましょう。
メモリやストレージ不足の場合は不要なアプリや写真の削除をすることで改善できる可能性があります。
バッテリーの劣化の場合は修理店でバッテリー交換をしましょう。
本体が過熱している場合は一度使用をやめ、涼しい場所にiPhoneを置いてください。
それでも症状が改善されない場合は、修理店への持ち込みを検討してみてください。
店舗数が多く気軽に行くことができ、修理費用も安い非正規の修理店を利用するのがおすすめです。
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