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iPhone13のカメラはどこで修理できる?FaceIDや料金相場も解説
iPhone
はじめに

iPhoneはカメラ性能の高さも大きな魅力のひとつですよね。iPhone 13も2024年現在でも一線級のカメラ性能を誇っており、とても綺麗な写真を撮ることができます。しかし大きな魅力であるだけに、カメラが故障するとショックなものですよね。iPhoneのカメラは性能のアップとともにサイズも少しずつ大きくなっており、落下時などにぶつけやすくなっている側面もあります。そこで今回は「iPhone 13のカメラ故障と修理」について解説します。
iPhone 13のカメラに起こる故障・トラブルのパターン

iPhone 13のカメラには以下のような故障やトラブルが起こることがあります。
カメラのカバーガラスが破損している
iPhoneのカメラは「カバーガラス」などと呼ばれるガラス部品で覆われています。iPhone背面から触ることのできるガラスはレンズ本体ではなくカバーガラスです。カバーガラスは本体背面から数ミリほど出っ張っている構造になっているため、落下時などに破損してしまうことがあります。
カバーガラスのみが破損した場合の修理方法は修理店によって異なります。主な対応パターンとしては以下の3つです。
- 外側からカバーガラスの破片を取り除いて新しいカバーガラスを貼る方法
- iPhoneを開けてカバーガラスの破片を取り除いて新しいカバーガラスを貼る方法
- カメラ本体ごと交換する
手軽なのは前者ですが、より丁寧なのは後者です。カバーガラスが粉々に割れており外側から破片を取り除くのが困難な場合など、iPhoneを開けて作業するしかないケースもあります。またApple正規修理の場合はカバーガラスのみの破損でも、カメラ本体ごと交換する必要があります。
カメラ本体が破損している
iPhone内部のカメラ部品本体が破損することもあります。落下時などの大きな衝撃はもちろん、バイクにナビ代わりに取り付けている場合の断続的な衝撃や、水濡れなどで壊れるケースも多いです。
カメラ本体が壊れた場合は、当然カメラ部品を交換する必要があります。必ずiPhoneを開いての作業になるため、作業難易度が高いです。またカバーガラスよりも部品代も高額なため、修理費も高くなります。
インカメラ・FaceIDが壊れている
インカメラも背面カメラ同様に故障が発生します。インカメラには個別のカバーガラスは存在せず、ディスプレイがカバーガラスの役割を果たしています。そのためインカメラの前面にヒビが入った場合は、ディスプレイを丸ごと交換することになります。それ以外の「カメラのピントが合わない」「カメラに変な色が入る」といった故障は、カメラ本体の交換が必要です。
またインカメラの部品はFace IDのセンサーと一体になっているため、インカメラが壊れているとFace IDも使えなくなることがあります。
非正規の修理店では「FaceID」を修理できない!
逆に言えばFace IDが壊れた場合はインカメラを交換することで、Face IDのセンサーも新品に変えることができます。ただしそれでは「Face IDは復旧しない」ことに注意が必要です。
Face IDはセキュリティ面で非常に重要な機能なので、インカメラの部品を交換すると動作しなくなるように作られています。Face IDを復旧させるには、部品を交換するとともにシステムを書き換える高度な処理が必要で、対応できる修理店が限られています。
▼Face IDの修理可否について |
---|
・Apple 正規店:iPhone本体まるごと交換で対応 ・非正規店:Face IDの復旧は不可能 ※一部修理可能な店舗もある |
つまり基本的に「Face IDを復旧させるには、Apple正規店でiPhone本体ごと交換するしかない」ということです。
iPhone 13のカメラ修理はどこでできる?

iPhone 13を修理のカメラを修理できる場所は次の3つです。それぞれサービスの概要が異なるため、よく違いを理解しましょう。
Apple Store(正規サービスプロバイダ)
Apple Storeもしくは正規サービスプロバイダにiPhone 13を持ち込むと、店頭でカメラを修理してもらうことができます。正規サービスプロバイダとは、Appleから公式修理を委託されている外部の修理拠点のことです。
▼主な正規サービスプロバイダ |
---|
・カメラのキタムラ(一部店舗) ・ビックカメラ(一部店舗) ・クイックガレージ |
Apple公式の修理なので品質は安心安全ですが「カバーガラスのみ」や「インカメラのみ」の修理はできません。「背面カメラまるごと」もしくは「iPhone本体ごと」交換することになるため注意しましょう。
利用は基本的にApple公式ウェブサイト、もしくは公式サポートや店舗への電話での事前予約が必要です。ただし、Apple正規店は全国に計100店舗ほどしかなく、利用者が集中するため、直近の土日などは埋まってしまう可能性があります。スケジュールには余裕を持って予約しましょう。
キャリアの携帯ショップ
契約しているキャリアのショップでもiPhone 13のカメラを修理してもらうことができます。大手キャリアであれば修理サービスはApple公式のものなので、修理の品質も間違いありません。ただし修理メニューについてもApple公式と同様なので、「カバーガラスのみ」や「インカメラのみ」の修理は不可なので注意しましょう。
また店頭で即時修理を開始してくれる店舗は、各キャリアとも全国に数店ずつしかありません。それ以外の店舗にiPhoneを持ち込んでも「1〜2週間の預かり修理」となるため注意しましょう。
非正規の修理店
非正規の修理店でもiPhone 13のカメラを修理することができます。修理作業や交換に使用する部品の質は修理店によって様々ですが、それだけに修理費を抑えられるメリットもあります。また非正規店は修理メニューが細かく分かれているため、「カバーガラスのみ」や「インカメラのみ」の修理も可能です。ただしFace IDなど、非正規店で修理すると使えなくなる機能がある点には注意しましょう。
非正規店は全国に多数あるため、誰でも手軽にアクセスできます。また大半の修理が「即日数十分」で完了します。訪店前に電話で事前予約しておくと安心ですが、飛び込みでも十分に利用できるのが非正規店の特徴です。
iPhone 13のカメラ修理料金相場

iPhone 13のカメラを修理する際の費用相場について解説します。
Apple StoreでiPhone 13のカメラを修理する料金相場
▼Apple StoreでiPhone 13のカメラを修理する際の料金相場(税込)
保証あり | 保証なし | |
---|---|---|
カバーガラス修理 | 12,900円 | 23,800円 |
背面カメラ本体修理 | 12,900円 | 23,800円 |
インカメラ・Face ID修理 | 12,900円 ※ | 68,800円 ※ |
Apple Storeや正規サービスプロバイダでiPhone 13のカメラを修理する際の、費用面のポイントは以下の3つです。
- 「カバーガラスのみ」の修理は不可能で「背面カメラ本体ごと交換」となる
- 「インカメラ・Face IDのみ」の修理は不可能で「iPhone本体ごと交換」となる
- 保証の有無で修理費が大きく変わる
Apple正規店は個別に修理できる箇所が限られています。特にインカメラの修理は「本体丸ごと交換」となり、費用ももちろん本体交換費用がかかるため注意しましょう。
またApple正規店の修理は「保証の有無」が非常に重要です。保証が適用できればiPhoneの修理手段としては最もコスパよく修理を行うことができますが、保証なしの場合はかなり割高になります。
キャリアの携帯ショップでiPhone 13のカメラを修理する料金相場
▼キャリアショップでiPhone 13のカメラを修理する際の料金相場(税込)
保証あり | 保証なし | |
---|---|---|
カバーガラス修理 | 0〜112,900円 | 23,800円 |
背面カメラ本体修理 | 0〜112,900円 | 23,800円 |
インカメラ・Face ID修理 | 0〜112,900円 ※ | 68,800円 ※ |
多くのキャリアで受け付けているiPhone修理はApple公式のものなので、費用面はApple公式修理と同じです。ただし修理対応についてもAppleと同様なので「インカメラのみ」などの修理はできないため注意しましょう。
またキャリアによっては「修理受付金」や「代替機レンタル料」などの別途料金が発生することもあります。ただしキャリアの保証に加入している場合は「ポイントでのキャッシュバック」など独自の割引によって、Apple単体の保証よりもお得になることが多いです。
しかしMVNOなど一部のキャリアではAppleとは関係のない非公式の修理や保証を展開していることもあり、実際の修理費はキャリアやケースによって様々です。まずは利用前に近くのキャリアショップに電話して問い合わせてみることをオススメします
非正規の修理店でiPhone 13のカメラを修理する料金相場
▼非正規店でiPhone 13のカメラを修理する際の料金相場(税込)
カバーガラス修理 | 8,000〜10,000円 |
背面カメラ本体修理 | 15,000〜20,000円 |
インカメラ修理 | 12,000〜19,000円 |
非正規の修理店はAppleやキャリアの保証を適用することはできません。ただし保証なしの場合はApple正規の修理よりも費用を抑えることができます。特にApple正規では「本体交換」となる、インカメラなどの修理では費用差が大きくなります。
ただし非正規店で部品を交換すると、Face IDなどの一部機能が使えなくなる点には注意が必要です。交換部品も純正ではない「互換品」なので、純正品にこだわりがある方はApple正規店を利用しましょう。
iPhone 13のカメラ修理まとめ
この記事で解説したこと
- iPhone 13のカメラ故障は「カバーガラス」「背面カメラ本体」「インカメラ」の3つ
- 非正規店ではFace IDなど一部修理できないカメラ機能があるため注意する
- 修理先は「修理内容」「保証の有無」「純正品へのこだわり」などで選択する
ひとくちに「カメラ故障」といっても様々なケースがあり、それぞれ修理の対応が異なります。まずは自分のカメラ故障のケースを簡易的にでも見極め、修理店によってどのような対応の差があるか比べてみるとよいでしょう。
その他の修理店選びの主な判断軸は「保証の有無」と「純正品へのこだわり」です。どちらか一方でもあればApple正規店を利用しましょう。逆にどちらも無ければ非正規店の方が修理費を抑えられるケースが大半で、かつ修理自体もスピーディに完了します。ぜひお近くの修理店を探してみて下さい。
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