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iPhoneのクリアケースのおすすめ4選!クリアケースが黄ばみやすい理由も解説
iPhone
はじめに

iPhoneをしっかり守るうえでケースの装着はほぼ必須ですが、中でも人気のタイプのひとつが「クリアケース」です。iPhone自体の優れたデザインを楽しめるため、クリアケースを選んでいる人も多いでしょう。
しかしクリアケースの使用者なら経験したこともあるかと思いますが、クリアケースは黄ばみなどの劣化が起きやすいケースでもあります。
そこで今回は「iPhoneのクリアケースの選び方とおすすめ品」について紹介します。
iPhoneのクリアケースが黄ばむのはなぜ?

クリアケースの黄ばみの原因
- 経年劣化
- 紫外線による日焼け
- 手で持つことによる皮脂汚れ
何もしなくても経年によって劣化していきますが、紫外線や皮脂などの汚れでさらに劣化が加速するということです。中でも紫外線による日焼けの影響は大きく、黄ばみやすさは「紫外線」によって起こると言っても過言ではありません。日中に野外を出歩くことが多いなど、使い方によっては早ければ3ヶ月ほどで、気付けるくらい黄ばみが進行することがあります。
iPhoneのクリアケースの選び方とは?
iPhoneクリアケースは以下の判断基準で選ぶことをおすすめします。
黄ばみにくさ

iPhoneクリアケースの黄ばみにくさは主に「紫外線への強さ」で決まり、紫外線への強さは「素材」によって異なります。クリアケースに主に使用される素材ごとの黄ばみやすさは次の通りです。
素材 | 概要 | 黄ばみやすさ |
---|---|---|
ポリカーボネート(PC) | ハードケースと呼ばれるタイプによく使用される硬めのプラスチック。 ガラスやアクリルの数十倍以上の耐衝撃性を持つ。 |
黄ばみにくい |
シリコン | ソフトケースと呼ばれるタイプによく使用される柔らかいプラスチック。 弾力と柔軟性に優れており、ケースの着脱時に壊れにくい。 |
やや黄ばみにくい |
熱可塑性ポリウレタン(TPU) | PCとシリコンの中間のような、硬さと柔軟さを兼ね備えたプラスチック。 耐衝撃性にも期待できて、かつ着脱時にも壊れにくい。 |
黄ばみやすい |
黄ばみやすい順に「TPU>シリコン>PC」となります。TPUはそこまでホコリなどの汚れは付着しづらいですが、紫外線の影響を大きく受けてしまいます。早ければ3ヶ月ほどで黄ばみに気づくこともあるでしょう。
シリコンはTPUほど紫外線の影響を受けませんが、グリップ力が高いため汚れが付着しやすいです。そのため皮脂などの汚れによって黄ばむことがあります。その点PCは紫外線の影響も受けづらく、かつツルツルなので汚れも吸着しにくいです。
中にはTPUやシリコンでも黄ばみにくい特殊な素材を使用しているものもあります。しかし、そういったものよりも普通のPCの方が基本的には黄ばみにくいことが多いため、覚えておきましょう。
MagSafe対応の有無

素材による黄ばみやすさや防御性能の違いを除くと、あとは付随している機能面の差でケースを選ぶことになります。クリアケースの場合はシンプルなケースが多いため、大きな機能差といえば「MagSafe対応の有無」です。
ワイヤレス充電「Qi(チー)」に対応しているケースは多いですが、MagSafeは磁力を使うため、対応していないケースの方が多いです。また「MagSafe対応」と明記してあっても、ケースによって磁石の吸着度は様々なので、スタンドで斜めに固定する場合などはズレ落ちることもあります。平置き以外でMagSafeの利用を考えている方は、磁力に関する具体的なレビューもチェックしておくと安心でしょう。
iPhoneのおすすめクリアケース4選
実際におすすめのiPhoneクリアケースを4つ紹介します。
HIGHER 透明/ハイブリッドケース

税込価格 | 2,420円(税込)〜 |
---|---|
対応機種シリーズ | SEシリーズ(2nd,3rd),13,14 ※Plus、Proシリーズは除く |
素材 | TPU、PET |
黄ばみにくさの表示 | あり |
MagSafe対応 | なし |
商品サイト | 商品サイト |
「HIGHER(ハイアー)」は人気のiFaceのクリアケースブランドです。「最強のクリアケース」を目指して作られており、3m6方向という厳しいテストをクリアした高い耐衝撃性を備えています。
また素材には、ドイツの世界的な化学メーカー「BASF」が開発した「Elastollan(エラストラン)」という、黄ばみにくいTPUを採用しています。綺麗なクリアケースでiPhoneのデザインを長く楽しみたい方におすすめです。
LINKASE AIR ゴリラガラスiPhoneケース

税込価格 | 6,600円(税込)〜 |
---|---|
対応機種シリーズ | iPhone 12〜iPhone 16シリーズ + SE(2nd,3rd)シリーズ |
素材 | 背面:ガラス フレーム:TPU |
黄ばみにくさの表示 | あり |
MagSafe対応 | あり |
商品サイト | 商品サイト |
「LINKASE AIR ゴリラガラスiPhoneケース」はその名の通り、有名強化ガラス「ゴリラガラス」を背面に採用したクリアケースです。フレームに衝撃を吸収するTPUを合わせることで、耐衝撃性が優れた証である「米軍MIL規格基準」を上回る保護性能を有しています。
さらにTPUはADM(耐変色)加工が施してあり、黄ばみづらくなっています。MagSafeにも対応しているなど実用性にも優れた一品です。
NIMASO 氷星シリーズ

税込価格 | 4,580円(税込)〜 |
---|---|
対応機種シリーズ | iPhone 15,16シリーズ |
素材 | 背面:PC フレーム:TPU |
黄ばみにくさの表示 | あり |
MagSafe対応 | あり |
商品サイト | 商品サイト |
NIMASOは主にAmazonなどで製品を展開する格安スマホケースブランドです。しかし家電量販店でも取り扱いがあるなど一定の信頼を得ており、中価格帯ほどの製品も取り扱っています。
この商品は円形のアルミリングが搭載されたMagSafe対応のクリアケースです。リングは大きめなのでスマホを縦で傾けることもできます。また、ケースの側面はTPUですがUV加工が施されているため、通常のTPUよりも紫外線に強いです。
CASEKOO ケース クリア

税込価格 | 2,399円(税込)〜 |
---|---|
対応機種シリーズ | iPhone 12〜iPhone 16シリーズ ※SEシリーズを除く |
素材 | 背面:PC フレーム:TPU |
黄ばみにくさの表示 | あり |
MagSafe対応 | あり |
商品サイト | 商品サイト |
「CASEKOO(ケースクー)」はAmazonなどでスマホケースを展開する格安ブランドです。本製品は2千円前半代とやや安め程度の価格ですが、MagSafe対応にMIL規格取得と、需要のある要素はしっかりと満たしています。
よくある「背面がPC、フレームがTPU」のケースですが、独自の黄変防止加工が施されているため全体的に黄ばみにも強めです。コスパよく要点を抑えたクリアケースが欲しい方にとっては、よい選択肢でしょう。
iPhoneクリアケースまとめ
この記事で解説したこと
- iPhoneのクリアケースは主に「紫外線による劣化」で黄ばんでしまう
- クリアケースの素材は「TPU>シリコン>ポリカーボネート」の順に黄ばみやすい
- TPUのケースを選ぶなら黄ばみにくい特殊加工が施されたものを選ぼう
クリアケースはiPhoneの素のデザインを活かしやすい点で魅力的ですが、素材によっては黄ばみやすいのが難点です。特にTPUの場合は早ければ3ヶ月ほどで、気付けるくらいに黄ばんでしまうこともあるでしょう。
しかし、中には黄ばみにくい加工が施された特殊なTPUを採用しているケースもあり、通常のTPUよりは黄ばみを防げます。ただし黄ばみにくさとしては「通常のPC」の方が断然優れている場合が多いです。黄ばみにくさを最重要視するのであれば、フレームまで全てPCで作られたクリアケースを探してみるのもひとつの手ですよ。
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