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iPhone14ProMaxは修理して長く使うのがおすすめ!修理の料金相場も解説
iPhone
はじめに

iPhone 14 Pro Maxは大きなサイズが魅力的な高性能モデルです。綺麗な大画面で映像を楽しむことができます。ただしそのサイズの大きさは逆に故障しやすさにつながってしまうこともあります。修理費も安くはないので、落下などによって画面や背面が割れてしまうと非常にショックなものですよね。
しかし、iPhone 14 Pro Maxを長く大切に使いたいなら些細な故障でも放置せず、すぐ修理に出すことが重要です。今回は「iPhone 14 Pro Maxの故障と修理」について解説します。
iPhone 14 Pro Maxは修理して長く使おう!

iPhone 14 Pro Maxは既に2023年9月には販売終了となっていますが、向こう数年は修理しながら大切に使いたい機種です。2025年3月現在でもiPhone 14はApple Storeで販売中の「現行機種」のため、その上位モデルのPro Maxが性能的に問題ないことは言うまでもありません。
またここ数年のiPhone 14 15 16シリーズはUSB-Cコネクタの搭載以外にあまり大きな変化はないと言って差し支えはありません。よほど重いゲームアプリなどを使用する場合などを除いては差を感じづらいため、まだまだiPhone 14 Pro Maxを使い続けることをオススメします。
iPhone 14 Pro Maxで起きる故障4選

iPhone 14 Pro Maxに起こりがちな故障には次のようなものがあります。
画面割れ
iPhone 14 Pro Maxは6.7インチのディスプレイを備えた大型モデルのため、うっかり手から落としやすくなっています。ディスプレイには「セラミックシールド」という強化ガラスが使われていますが、それでも落下による画面割れを完全に防ぐことはできません。
前面のガラスが割れると見た目が悪くなるだけでなく、タッチ操作に影響が出たり、剥がれ落ちたガラス片で怪我したりするリスクがあります。またガラスのヒビだけでも本体の耐水性能が大きく下がってしまうため、使用感に大きな影響がなくても修理に出すことをオススメします。
背面ガラス割れ
背面にもガラスパネルが採用されているため、落下によって割れてしまうことがあります。背面ガラスが割れていることによる主な影響は以下の通りです。
- ワイヤレス充電に支障が出る
- NFC(タッチ決済など)に支障が出る
- 背面タップに支障が出る
- 本体の耐水性能がほぼゼロになる
背面ガラスは気密性に大きく関わるパーツなのでヒビが入っているだけで、耐水性能はほぼゼロになってしまいます。浴室の湿気などささいな水分で水濡れ故障が起こるケースもあるので、背面の修理だけで済むうちに修理に出しましょう。
充電コネクタ故障
充電コネクタも端子部分がデリケートなので故障しやすい部品のひとつです。充電コネクタが故障するケースとしては以下のようなものが挙げられます。
- 落下による衝撃でコネクタが破損した
- コネクタ内に水分が侵入した
- コネクタ内にホコリやゴミが詰まった
- 間違った充電ケーブルを挿してコネクタが破損した
- 充電ケーブルの端子がコネクタ内で折れた
など
ただし充電できない原因が明らかでない場合は、コネクタ以外にもバッテリーや充電ケーブル、ACアダプタ、システム面など様々な原因が考えられます。
- 充電ケーブルやアダプタを換えてみる
- ワイヤレス充電してみる
- 再起動してみる
などの対処法で落ち着いて原因を特定してみましょう。
スピーカー故障
iPhoneはスピーカーの部品自体が故障してしまうことは少ないですが、スピーカー部分の汚れによって音が悪くなることはよくあります。iPhone下部のラウドスピーカーは細かい穴が複数空いていますが、長く使っているとホコリや手垢が詰まってしまうのです。
ただしこの場合は物理的な故障ではないため、自分で掃除することによって問題を解消できる可能性があります。スピーカーを掃除する場合は「柔らかめのブラシ」で、毛先が穴の奥に入りすぎないように優しく掃除してください。なおエアダスターなどの使用はApple公式からは推奨されていません。
iPhone 14 Pro Maxを自分で修理するのは危険!!

中には「どうせ保証に入っているし、いちど試しにiPhoneを修理してみてもいいかも…」と考える方もいるかもしれません。しかしセルフ修理には以下のようなデメリットがあるため、全くおすすめできません。
- 失敗する可能性が高い
- 失敗によってさらなる故障に繋がることもある
- その端末は保証や修理などの公式サポートの対象外となる
- 自分で専用の工具と交換部品を用意する費用と手間がかかる
- 修理作業自体にも手間と時間もかかる
- 厳密には電波法に抵触してしまう
特にiPhone 14 Pro Maxのような高価な端末の場合は、上手くいかなかったときのリスクも大きいです。よほど技術に自信がない限りはリスクとリターンが全く見合っていないので、セルフ修理はやめてプロに任せましょう。
iPhone 14 Pro Maxを修理できる場所3選

iPhone 14 Pro Maxを修理できる場所としては、次の3つの選択肢があります。
iPhone修理の正規店(Apple Storeや正規サービスプロバイダ)
Apple Storeや正規サービスプロバイダの店頭へiPhoneを持ち込む方法があります。Apple Storeは言わずと知れたApple直営の技術サポート拠点です。一方で正規サービスプロバイダとはAppleから委託を受けた、以下の外部の公式修理店のことを指します。
▼主な正規サービスプロバイダ |
---|
・カメラのキタムラ(一部店舗) ・ビックカメラ(一部店舗) ・クイックガレージ |
これらの店舗にiPhoneを持ち込むと、ケースにもよりますが「即日1〜3時間」ほどでiPhoneを修理してくれることが多いです。
しかし正規店は全国に計100店舗ほどしかないため、都市部以外では気軽にアクセスすることが難しくなっています。また利用は基本的に事前予約必須で、利用者が集中するため、直近の土日は予約が取れないこともあるでしょう。
通信キャリアの携帯ショップ
契約しているキャリアのショップでも、iPhoneの公式修理の受付が可能です。以下のショップ店頭にiPhoneを持ち込むと、正規サービスプロバイダと同じようにApple公式修理を行ってくれます。
- docomo
- └2店(丸の内、栄)
- au
- └7店(仙台、新宿、渋谷、横浜、栄、梅田、天神)
- SoftBank
- └5店(仙台、銀座、表参道、栄、梅田)
逆に言えば、上記以外の店舗にiPhoneを持ち込んでも即日修理は受けられず、「1〜2週間の預かり修理」となるため注意しましょう。ただしキャリアショップでは「修理間の代替機」を借りられるケースが多いです。代替機の在庫は店舗によって異なるので、事前に予約と在庫確認の電話を入れた上で、訪店することをオススメします。
街の修理店
「街の修理店」でもiPhoneを修理することができます。業者によって修理のクオリティや使用する部品の質にバラつきがありますが、それだけに修理費を抑えやすい特徴があります。
またほとんどの修理が「即日数十分」で完結し、かつ店舗数も非常に多いため、全国どこでも当日予約や飛び込みで利用しやすい強みもあります。純正品でなく互換品での修理でもOKという方にはオススメの選択肢です。
ただしiPhone 14 Pro Maxのような「新しい」「高額」「高性能」といった要素を持つ機種は、交換修理に使用する部品の流通量がそこまで多くありません。店舗に部品の在庫がないこともあるため、訪店前に予約がてら電話で一報を入れておくと安心です。
iPhone 14 Pro Maxの修理料金相場

iPhone 14 Pro Maxを修理する際の費用相場について解説します。
正規店(Apple Storeや正規サービスプロバイダ)でiPhone 14 Pro Maxを修理する料金相場
▼Apple正規店でiPhone 14 Pro Maxを修理する際の料金相場(税込)
保証あり | 保証なし | |
---|---|---|
ディスプレイ交換 | 3,700円 | 56,800円 |
背面ガラス交換 | 3,700円 | 82,800円 |
充電コネクタ交換 | 12,900円 ※ | 114,800円 ※ |
スピーカー交換 | 12,900円 ※ | 114,800円 ※ |
Apple Storeや正規サービスプロバイダの修理費については、まず以下の2点を覚えておきましょう。
- 「画面」「背面ガラス」「背面カメラ」「バッテリー」の修理以外は全て「本体交換」
- 「保証の有無」によって修理費が非常に大きく左右される
Apple公式の修理は、部品単体で修理できる箇所が非常に少なく、それ以外の修理は全て「本体交換」で対応されるのが大きな特徴です。もちろん費用も本体交換費用がかかるため注意しましょう。
またApple公式修理はApple Care+などの保証が適用できれば、もっともコスパのよい修理方法となりますが、逆に保証が使えない場合はかなり割高です。特にiPhone 14 Pro Maxのような高額な端末の場合、保証が使えないと5万〜10万円ほどの修理費がかかります。
キャリアの携帯ショップでiPhone 14 Pro Maxを修理する料金相場
▼キャリアショップでiPhone 14 Pro Maxを修理する際の料金相場(税込)
保証あり | 保証なし | |
---|---|---|
ディスプレイ交換 | 0〜3,700円 | 56,800円 |
背面ガラス交換 | 0〜3,700円 | 82,800円 |
充電コネクタ交換 | 0〜12,900円 ※ | 114,800円 ※ |
スピーカー交換 | 0〜12,900円 ※ | 114,800円 ※ |
キャリアショップのiPhone修理はApple公式のものなので、修理費もApple公式と同様になります。ただしキャリアによって「修理受付金が別途発生する」などの細かい違いはあります。キャリアの保証に加入している場合は「修理費が後日ポイントでキャッシュバックされる」など独自の割引を受けられることもあります。
また一部のMVNO(格安キャリア)では、Apple公式ではない非公式の修理サービスを案内していることもあります。個々人の状況によって総費用は様々に変化しやすいので、まずは「保証の適用可否」などの確認も含めて、キャリアの修理サポートやショップに問い合わせてみましょう。
街の修理店でiPhone 14 Pro Maxを修理する料金相場
▼街の修理店でiPhone 14 Pro Maxを修理する際の料金相場(税込)
ディスプレイ交換 | ガラス割れ:27,000〜35,000円 液晶割れ:30,000〜40,000円 |
背面ガラス交換 | 30,000〜45,000円 |
充電コネクタ交換 | 15,000〜25,000円 |
スピーカー交換 | 12,000〜20,000円 |
街の修理店は純正品でない、いわゆる「互換品」を使っているため修理費が安いです。Phone 14 Pro Maxのような新しくて高性能な端末は、互換品の値段もそれなりに高額です。それでも「保証なしのApple正規修理費」と比べると、かなりの金額差があります。Appleやキャリアの保証が使えないけど修理費を抑えたい方にとっては、おすすめの選択肢です。
また街の修理店は「故障箇所のみ修理する形式」です。そのためApple正規だと本体交換になる「充電コネクタ」や「スピーカー」の故障でも、該当する部品のみを交換することができます。純正品へこだわりがなければ、数万円以上も修理費を削減できるため、よく検討してみてください。
iPhone 14 Pro Maxの修理まとめ
この記事では解説したこと
- iPhone 14 Pro Maxは性能的にも価格的にも修理しながら大切に使いたい機種である
- iPhoneのセルフ修理はやめておくべき
- iPhoneの修理先は「保証の適用可否」と「純正品へのこだわり」を軸に決めてみよう
iPhone 14 Pro Maxは向こう数年は一線級のメイン機として使える機種なので、こまめにメンテナンス・修理を行って大切にしてください。特に物理的な故障は放っておくと、別のさらなる故障に繋がる可能性もあります。
iPhone 14 Pro Maxの修理先は複数ありますが、主に「保証の適用可否」と「純正品へのこだわり」を軸に判断してみるのがおすすめです。正しく修理先を判断するためにも、まずは「Appleやキャリアの保証が使えるか」と「アクセスの良い修理店の一覧」を調べてみましょう。
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