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iPhoneSE第二世代はいつまで使える?スペックやiOS対応を解説!
iPhone
はじめに

iPhone SEシリーズは日本では非常に人気のシリーズで、特に第二世代(以下、SE2)は未だなおスマホ中古市場でも特に人気の機種となっています。
今現在SE2を愛用している方や、これから中古でSE2の購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
しかし継続するにしても買い換えるにしても、SE2は2020年に発売された機種なので「いつまで使えるのか」が気になるところですね。
そこで今回は「iPhone SE第二世代はいつまで使えるのか」について解説します。
iPhone SE第二世代が使える・使えない基準とは?
まずはiPhoneが今後も継続して使えるかを判断する基準について、理解しておきましょう。
基準1.スペックの低下

ひとつ目は単純に性能面です。スマホを使用するアプリや機能は、その時々のスマホの性能に合わせて開発されます。
スマホは毎年の進化のスピードが非常に早い製品なので、古い機種を使っていると、性能的に置いていかれてしまい、新しいアプリや機能の使用に問題が出てくることがあるのです。
iPhoneでは、主に以下のスペックが取り上げられることが多いです。
スペック一覧 | 効果・役割 |
---|---|
本体・画面サイズ | 画面の見やすさや持ちやすさ |
バッテリー容量 | 充電の持ち時間 |
カメラの数/最高画質 | 写真や動画の綺麗さ |
ストレージ容量 | 写真やアプリの保存容量 |
メモリ | 操作の快適性 |
プロセッサ | 複雑で高度な処理への対応 |
生体認証 | 認証指紋または顔認証 |
5Gへの対応 | 通信の速度と安定感 |
特に「メモリ」や「プロセッサ」、「5Gへの対応」は違いを実感しやすい点です。
iPhoneの動作がカクついて重かったり、通信が遅かったりする場合は、それぞれのスペックが現在の使用法や環境に対して不足している可能性があるでしょう。
また同じ端末を長年使用していると、経年劣化で処理などの動作性能が低下していきます。
特に顕著なのが「バッテリー」と「メモリ」の劣化です。バッテリーとメモリが劣化すると次のような症状が現れます。
- 充電の持ちが悪くなる
- 急に電源が落ちる
- 急に再起動する
- 発熱しやすくなる
- アプリの起動に時間がかかる
- アプリが突然落ちる
- アプリの動作が重くなる
- 動画などのグラフィックがカクカクになる
上記のような症状は、スマホの普段の使い方にもよりますが、スマホを継続して3年前後使っていると徐々に現れるようになります。
バッテリーは修理店で簡単に交換が可能ですが、メモリを交換する手段はあまりありません。
上記のような症状が出ている場合は、スマホの買い換えが視野に入ります。
基準2.iOSアップデートへの対応

また全くゲームなどをしないため性能的に不満を感じない場合でも、「iOSサポートの期限」は見過ごせません。
iPhone各機種は新しいiOSに更新できる期間が限られており、販売終了した機種は2〜3年程度でiOSの更新が打ち切られるようになっているのです。
iOSはiPhoneの動作を全て司る脳のようなもので、細かいものを含めると月に2〜3回のペースで更新が加えられています。
しかし、iOSを更新できなくなると以下のような影響が出ます。
- iPhoneの新機能が使えなくなる
- 徐々に使えないアプリが増えてくる
- iPhoneのエラーが改善されない
- セキュリティが向上しなくなる
特にセキュリティの向上が止まることは深刻です。
スマホなどを対象にしたサイバートラブルの進化速度は凄まじく、セキュリティもそれに合わせて日々進歩していかないとあっという間に置いていかれます。
スマホは重要な個人情報の塊なので、セキュリティが疎かになるのは致命的です。iPhoneの買い替え判断には「iOSサポートの期限」を忘れずに考慮するようにしましょう。
iPhone SE第二世代はいつまで使える?
では上記で紹介した基準をもとに、iPhone SE2がいつまで使えるか確認してきましょう。
iPhone SE第二世代のスペック

iPhone SE2のスペックは以下の通りです。
スペック | 詳細 | 簡易評価 |
---|---|---|
本体サイズ | 138.4 × 67.3 × 7.3mm | かなりコンパクトで持ちやすい |
画面サイズ | 4.7インチ・液晶 | 最小の部類で見づらい |
インカメラ | 700万画素画素・レンズ1つ | 普通程度 |
背面カメラ | 1200万画素・レンズ1つ | 低め |
ストレージ容量1 | 64 / 128 / 256GB | 最低限 / 普通程度 / やや余裕あり |
メモリ | 3GB | 普通程度 |
プロセッサ | A13 Bionic | 普通程度 |
生体認証 | 指紋認証(Touch ID) | – |
5Gへの対応 | 非対応(4GLTE) | 最低限 |
iPhone SE2は「2023年前後に発売した他社製の5万円程度のスマホ」と概ね同程度の性能を備えています。
グラフィックの綺麗なゲームや動画編集など負荷の高い使い方をしなければ、性能的には「2026〜27年ほどまで」は問題なく使用できると考えられます。
ただしすでに継続的に使用している場合は、劣化度に応じて買い替え時を判断する必要があります。
また5G通信へ非対応なのは、iPhone SE2の明確に物足りない点と言えます。
契約しているキャリアの5G通信対応エリアに住んでいる場合は、5G対応の機種にすることで、通信の快適さが大きく改善する可能性が高いです。
iPhone SE第二世代のiOSアップデートへの対応

続いてiPhone SE2の「iOSサポート期限」を確認しましょう。
iPhoneのiOSサポート時期は、明確に決まっているわけではありません。しかし歴代iPhoneの実績的には、以下のようなスケジュールで打ち切られる傾向にあります。
- 最新iOS世代への対応終了:販売終了から3〜4年後の秋頃
- セキュリティサポートの終了:最新iOSへの対応終了から1〜2年
これらの傾向に則ると、iPhone SE2のシステムサポートの期限は以下のようになると推定されます。
発売時期 | 2020年4月 |
販売終了時期 | 2022年3月 |
最新iOS世代への対応終了時期(推定) | 2025年秋頃 または 2026年秋頃 |
セキュリティサポート終了時期(推定) | 2026年秋頃 または 2028年秋頃 |
新機能や新しいアプリを使いたい方にとっては「最新iOS世代への対応終了(想定)時期」が目安になります。
ただし、iOS世代への対応が終了したからといって、即座に使用感に影響が出てくるわけではありません。
「2025年の秋頃」または「2026年の秋頃」を過ぎると対応しない機能やアプリが、徐々に増えてくるため注意しましょう。
また最低限でも使えれば良い方にとっても「セキュリティサポートの期限」は見逃せません。
安全にiPhone SE2を使えるのは実質「2026年の秋頃または2028年秋頃まで」と予想されます。
iPhoneSE第二世代は「修理で長く使う」がおすすめ!

これまで見てきたようにiPhone SE2は性能的にもサポート的にも「2026〜28年」あたりまでは問題なく使うことができます。
そのため劣化や故障が発生した場合は「修理して長く使う」のもおすすめです。
特に3年近く使用している場合は「バッテリーの劣化」が顕著になってきます。バッテリーを交換することで使用感は大きく改善されるため、バッテリーの交換はぜひ選択肢に入れてみてください。
またその他の落下による画面割れなどの故障の修理についても、iPhone SE2なら安価で修理することができます。
当店「iPhone修理のジェンダス」でも
- 画面割れ:2,780円〜
- バッテリー交換:3,580円〜
と、地域最安値レベルでiPhone SE2の修理を行っておりますので、気軽にご相談ください。
iPhoneSE第二世代いつまで使えるまとめ
この記事で解説したこと
- iPhoneの買い替え時
- iPhone SE2はスペック的に「2026〜27年ほど」まで使える
- サポート期限的にも「2025〜2028年ほど」まで使える
iPhone SE2は2020年に発売した機種ですが、性能的にもサポート的にも「2026〜2027ほど」までは十分に使えます。
5Gに対応していない難点はありますが、ゲームや動画編集などヘビーな使い方をしない限りは、使い続けるのも「アリ」でしょう。
iPhone SE2を長く大切に使い続けるには、適切なメンテナンスが必要不可欠です。
特に画面割れなど物理的な故障が発生した場合は、放置せずに速やかに修理に出すようにしましょう。
iPhone SE2はiPhoneの中ではかなり修理費が安い部類なので、ぜひ気軽に当店へご相談ください!
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