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iPhoneSE第三世代はいつまで使える?スペックやiOS対応を解説!
iPhone
はじめに

iPhone SE第三世代(以下、SE3)は日本では特に人気のiPhone機種のひとつですね。
ホームボタンやコンパクトなサイズはそのままに、SE2の問題点だった5G通信にも対応しています。これからSE3への機種変更を検討している方も多いでしょう。
しかしiPhoneは決して安い買い物ではないため「いつまで使えるのか」が気になるところですね。
そこで今回は「iPhone SE第三世代はいつまで使えるのか」について解説します。
iPhone SE第三世代が使える・使えない基準とは?
iPhoneの使用可能年数や買い替え時は次の2つの基準で判断します。
- スペックの低下
- iOSサポートの期限
基準1.スペックの低下

スペックとはいわゆる「性能の詳細」のことです。
スマホに求める性能は人によってそれぞれですが、スマホの性能に目を向ける視点を少しでも持っておくことは重要です。
スマホのアプリや機能はその時々のスマホの性能に合わせて開発されます。
スマホは毎年の性能の向上速度が速い製品のため、古い機種は新しいアプリや機能についていけないケースがあるのです。
特に現在の使用感に不満を感じない場合は問題ありませんが、何らかの不満がある場合は以下のスペックに目を向けて見ましょう。
スペック一覧 | 効果・役割 |
---|---|
本体・画面サイズ | 画面の見やすさや持ちやすさ |
バッテリー容量 | 充電の持ち時間 |
カメラの数/最高画質 | 写真や動画の綺麗さ |
ストレージ容量 | 写真やアプリの保存容量 |
メモリ | 操作の快適性 |
プロセッサ | 複雑で高度な処理への対応 |
生体認証 | 認証指紋または顔認証 |
5Gへの対応 | 通信の速度と安定感 |
特に性能差を実感しやすいのは「メモリ」や「プロセッサ」です。
スマホを使っていてカクつきや処理の遅さが気になる場合は、メモリやプロセッサの性能が足りていない可能性があります。
また既に長年使用している端末の場合は「劣化」にも目を向ける必要があります。
特に劣化しやすいのは「バッテリー」と「メモリ」です。バッテリーとメモリの劣化が進むと、以下のような症状が出ます。
- 充電の持ちが悪くなる
- 充電の持ちが悪くなる
- 急に電源が落ちる
- 急に再起動する
- 発熱しやすくなる
- アプリの起動に時間がかかる
- アプリが突然落ちる
- アプリの動作が重くなる
- 動画などのグラフィックがカクカクになる
スマホの劣化速度は普段の使い方によって大きく変わりますが、一般的には「3年前後」で上記のような症状がで始めることが多いです。
バッテリーは修理店で交換することで症状が改善しますが、メモリを交換する手段はあまりありません。
上記のような症状が出ている場合は継続的な使用が難しい可能性があるでしょう。
基準2.iOSアップデートへの対応

特に使用感に不満を感じない場合でも「iOSアップデートの対応期限」は強く意識すべきです。
iOSはいわばiPhoneの「脳」のような重要なシステムで、月に2〜3度のペースで以下のような目的で定期的なアップデートが行われています。
- 新機能の追加
- 充電の持ちが悪くなる
- エラーの修正
- セキュリティの向上
ただしこのアップデートは永遠に行われるわけではなく、販売終了から期間が経過した機種は対象から外れるようになっているのです。
この打ち切り期間は明確に決まっているわけではありませんが、歴代iPhoneの傾向的には以下のようになっています。
最新iOS世代への対応終了時期 | 販売終了から3〜4年後の秋頃 |
セキュリティサポート終了時期 | 最新iOSへの対応終了から1〜2年 |
まず最新iOS世代への対応が終了し、それから1年〜2年後にエラー修正やセキュリティのアップデートが終了する仕組みです。
最新iOSへの対応が終了すると、すぐに使用感に大きな影響があるわけではなく、徐々に使えない機能やアプリが増えていくようになります。
しかしセキュリティサポートの終了は深刻で、日々進化するウイルスなどのサイバートラブルに、セキュリティが置いていかれることになります。
個人情報の塊であるスマホにとっては致命的なので、「セキュリティサポートの期間=安全なスマホ使用の寿命」ということもできるでしょう。
iPhone SE第三世代はいつまで使える?
ではこれまで解説した「スペック」と「iOSアップデートの対応」から見ると、iPhone SE3はいつまで使えるのでしょうか。
iPhone SE第三世代のスペック

出典:iPhone SE (第3世代) – 技術仕様 – Apple サポート (日本)
iPhone SE3のスペックは以下のようになっています。
スペック | 詳細 | 簡易評価 |
---|---|---|
本体サイズ | 138.4 × 67.3 × 7.3mm | かなりコンパクトで持ちやすい |
画面サイズ | 4.7インチ・液晶 | 最小の部類で見づらい |
インカメラ | 700万画素・レンズ1つ | 普通程度 |
背面カメラ | 1200万画素・レンズ1つ | 低め |
ストレージ容量1 | 64 / 128 / 256GB | 最低限 / 普通程度 / やや余裕あり |
メモリ | 4GB | 普通程度 |
プロセッサ | A15 Bionic | 高性能 |
生体認証 | 指紋認証(Touch ID) | – |
5Gへの対応 | 対応 | – |
iPhone SE3は画面サイズやカメラの性能が高いとは言えませんが、メモリ・プロセッサともに普通〜高性能です。グラフィックの重いゲームなども十分にプレイすることができます。
またSE2の問題点であった5G通信へも対応しており、明確な性能の穴はないと言えるでしょう。
iPhoneの中では廉価版という位置付けですが「2023年に発売した他社製の10万円弱のスマホ」と概ね同程度の性能です。
性能的には「2028〜2029年ほど」まで問題なく使用できると考えられます。
iPhone SE第三世代のiOSアップデートへの対応

次にiPhone SE3のサポート期限についてです。
- 最新iOS世代への対応終了:販売終了から3〜4年後の秋頃
- セキュリティサポートの終了:最新iOSへの対応終了から1〜2年
上記の歴代iPhoneの傾向に則ると、iPhone SE3は以下のスケジュールでiOSサポートが打ち切られると考えられます。
発売時期 | 2022年4月 |
販売終了時期(推定) | 2025年春頃 |
最新iOS世代への対応終了時期(推定) | 2028年の秋頃 または 2029年秋頃 |
セキュリティサポート終了時期(推定) | 2029年の秋頃 または 2030年秋頃 |
まずiPhone SE3は2024年現在も販売が継続している現行機種です。
販売終了のタイミングは、これまでの傾向から「後継機であるSE4の発売」と同時になる可能性が高いとされています。
SE4の発売時期は明確には未定ですが、SE4に関連する部品の生産スケジュールから「2025年春頃」に発売となる可能性が高いと見られています。
つまりSE3の販売も2025年春までになる可能性が高いというわけです。
SE3の販売終了を2025年春と仮定した場合、SE3の最新iOS世代への対応は「2028年秋または2029年春」で打ち切られる可能性が高いです。
最新世代のiOSへ対応しなくなっても、すぐに支障が出るわけではないので、実質的な使用期限が来るのはもっと後と言えるでしょう。
またSE3のセキュリティサポートの期限は「2029年の秋頃 または 2030年秋頃」と見られます。
2024年11月現在の時点で新品を購入したとしても、5年ほどの十分な期間があるため、SE3はまだまだ十分に長く使えると言えるでしょう。
iPhoneSE第三世代は「修理で長く使う」がおすすめ!

これまで確認してきたように、iPhone SE3は2024年11月現在も立派な現行機種であり、性能的にもサポート的にも「短くても2028年頃」までは使えます。
そのため異常や故障が発生した場合は、買い替えでなく「修理して長く使う」のがおすすめです。
iPhone SE3はiPhoneの中でも修理費が比較的安い方です。
バッテリーの交換や画面割れの修理などのよくある修理は数千円で行うことができます。
当店「iPhone修理のジェンダス」でもiPhone SE3の修理は
- 画面割れ:3,280円〜
- バッテリー交換:4,380円〜
と、地域最安値レベルで修理を行っております。当日予約や飛び込みでのご利用も歓迎しておりますので、ぜひ気軽にご相談ください。
iPhoneSE第三世代いつまで使えるまとめ
この記事で解説したこと
- iPhoneの買い替え時
- iPhone SE2はスペック的に「2028〜29年ほど」までは使える
- iPhone SE2はサポート期限的にも「2029〜2030年ほど」まで使える
iPhone SE3は性能的に穴はなく、よほどハードな使い方でもしない限りは問題なく使うことができるでしょう。
もちろん現行機種なのでサポートもまだまだ継続します。新たに購入したとしても、短くても3年は万全に使えます。
さらにiPhoneは適切にメンテナンスすることで「大切に長く使うこと」ができます。重要なのは劣化や故障を「放置せずに修理に出すこと」です。
劣化や故障は、さらなる劣化や故障を招く原因になることがよくあります。iPhone SE3は数千円から修理ができるので、ぜひお近くの修理店を調べてみてくださいね。
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