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iPhoneのeSIMは手軽で便利!対応機種や開設手続きを解説
iPhone
はじめに

新しくキャリアやプランを変更した際には色々な手続きが必要ですが、そのひとつに「SIM関連」があります。
キャリアショップや家電量販店の店頭で契約すれば色々と手伝ってくれますが、オンラインで契約変更した場合は自分で済ませなければいけません。
そうした手間を少し省略できるのが「eSIM」です。
eSIMを利用することで簡単かつ迅速にSIMの手続きを終えることができます。
今回は「iPhoneのeSIM」について解説を行います。
iPhoneのeSIMとは?

eSIMとは「embeddwd SIM(埋め込まれたSIM)」の略称で、端末にすでにSIMカードが埋め込まれている仕組みのことです。
遠隔で端末内のSIMの契約情報を書き換えることができるため物理的なSIMカードが不要になり、主に以下のようなメリットを受けられます。
- オンラインや電話口の契約変更でも即日で利用開始できる
- SIMが破損したり紛失したりするリスクがなくなる
- 複数の回線を使い分けやすくなる
「来店しなくても即日で契約を変更できるようになること」はeSIMの大きな利点です。
物理的なSIMカードの場合はオンラインで契約変更すると、手元にカードが届くまで2〜7日ほど待たなければいけません。
しかしeSIMであれば郵送の必要などなく、即日で開通手続きをすることができます。
また物理的なSIMカードが無くなることにより、SIMの破損や紛失のリスクがなくなります。
SIMカードの故障でiPhoneが使用不可になったり、SIMカードの再発行料がかかったりすることも防げるのです。
自分のiPhoneはeSIMに対応している?

iPhoneは2018年に発売されたiPhone XR・XS / XS Max以降の機種が対応しています。
具体的には以下の機種です。
- iPhone 16シリーズ
- iPhone 15シリーズ
- iPhone 14シリーズ
- iPhone 13シリーズ
- iPhone 12シリーズ
- iPhone 11シリーズ
- iPhone XS / XS Max
- iPhone XR
- iPhone SE(第2,3世代)
上記以前に発売されたiPhone Xや初代SEは対応していません。
eSIMに対応している通信キャリアとサービス

ただしeSIMが使えるかはキャリアやプランによっても左右されます。
主なキャリアのeSIM対応は以下の通りです。
キャリア | 詳細 |
---|---|
docomo | 全プランで使える ※ahamo、irumoなど含む |
au | 全プランで使える ※povo含む |
SoftBank | 全プランで使える ※LINEMO含む |
UQ mobile | 全プランで使える |
Y!mobile | 全プランで使える |
楽天モバイル | 全プランで使える |
IIJ | データeSIM:docomoプランのみ使える 音声eSIM:docomo・auプランで使える |
mineo | docomo・auプランで使える |
イオンモバイル | docomo・auプランで使える |
基本的に4大キャリアは全てのプランで対応しています。
MVNO(格安SIM)は一部プランによって対応に差があり、ソフトバンクプランでは対応していない傾向にあります。
eSIMを開通させる手順

eSIMに切り替える際は
- 新規契約(端末の購入あり / なし)
- MNP(端末の購入あり / なし)
- 同じキャリア内のプラン変更(端末の購入あり / なし)
- SIMの形式だけ変更
と非常にパターンが多く、それぞれ手順が異なります。
かつキャリアによっても細かい操作は異なるため、手順を把握するには各キャリアのページをじっくりと確認しましょう。
以下では
- MNPやプラン変更などの契約を伴う場合
- 「SIMカード→eSIM」に変更するだけの場合
に分けて大まかな変更の流れを解説します。
▼MNPやプラン変更などの契約を伴う場合 |
---|
1.新たな契約を行って「eSIM」を選択する 2.eSIM利用開始の案内メールが届く 3.eSIM開通を申請する 4.eSIMのプロファイルをダウンロードする 5.MNPの場合は他社のプロファイルを削除する |
プロファイルとはeSIMに書き残される契約情報のことです。
他社からの乗り換えの場合は、古いプロファイルを削除する必要があります。
また特に契約の変更がなくても、以下の流れでSIMの形式だけを「SIMカード→eSIM」と変更することができます。
▼iPhoneでSIMの形式だけをeSIMへ変更する手順 |
---|
1.「設定」アプリを開く 2.「モバイル通信」メニューを選択 3.「eSIMに変更」をタップ 4.「モバイル通信プランを変更」をタップ 5.「eSIMに変更」をタップ 6.キャリアごとの指示に従ってeSIMをアクティベートする |
これでeSIMへの変更が完了します。
eSIMのアクティベートは早ければ数分で終わりますが、長い場合は数時間かかります。
長時間完了しない場合は、ネットワークエラーなど様々な異常が考えられるため、キャリアのサポートに問い合わせてみることをおすすめします。
iPhoneのeSIMまとめ
この記事で解説したこと
- eSIMとは遠隔でSIMの契約情報を書き換える便利な機能
- オンラインで契約した時にSIMカードの郵送の手間がなく即日で開通できる
- iPhoneは XR / XS / XS Max以降の機種が対応している
- 一部格安キャリアは対応していないケースもある
iPhoenのeSIMは遠隔でSIMの契約情報を書き換えられる機能で、オンラインでの契約変更を非常に短縮することができます。
従来はSIMカードが家に届くまで2〜7日ほど待つ必要がありましたが、eSIMであればオンラインで開通手続きを行うだけで即日で使用できるようになります。
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