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iPhoneを充電しているのに残量が減るのはなぜ？

はじめに

iPhoneを長く使っていると色々な異常が現れることがありますね。その中でも身近でかつ困る症状として「充電しているのにバッテリー残量が減ること」があります。バッテリーの持ちが悪くなると使用感がかなり悪くなるため、ぜひとも解決したいところだと思います。今回はそんな「iPhoneを充電しているのにバッテリー残量が減る問題」について解説します。

iPhoneを充電しているのに残量が減るのはなぜ？

充電しているiPhoneのバッテリー残量が減ってしまう場合、次のような原因が考えられます。

• バッテリーが劣化している
• 充電器の性能が低い
• 充電しながら電力消費の大きい作業をしている

原因1：バッテリーが劣化している

充電の持ちに関する異常が現れた際にまず疑うべきは「バッテリーの劣化」です。iPhoneのバッテリーは消耗品で、経年劣化によって性能が落ちていきます。劣化が酷くなると

• 充電しているのにバッテリー残量が増えない
• バッテリーの残量が急激に減る
• 突然電源が落ちる

などの症状が出るのです。充電時だけでなく普段の使用時のバッテリーの減りにも違和感を感じる場合はバッテリーの劣化を疑いましょう。バッテリーの劣化度は「バッテリーの最大容量」で判断します。

バッテリーの最大容量は「設定→バッテリー→バッテリーの状態」で確認することが可能です。「バッテリー最大容量が80%未満」になると交換の目安ですが、実際は80%に近づくだけでも劣化を体感することが多いです。また経年劣化以外にも落下などの衝撃や水没で、一気にバッテリーにダメージが入るケースもあります。

原因2：充電器の性能が低い

普段のバッテリーが減る速度は変わらず、充電時だけ違和感を感じる場合は充電器の性能が原因である可能性が高いです。充電器にも性能の良し悪しがあるため、必要な電力に応じた性能の充電器を選ぶ必要があるのです。

簡単に言えば充電器の性能は「ACアダプタとケーブルのワット(W)数」で決まります。ワット数が高ければ高いほど充電性能も高くなるのです。充電器の性能は主に

• 5W
• 12W
• 18〜20W

などの種類がありますが、それぞれ倍ほど充電速度が変わります。iPhone8以降の機種の場合は5Wの充電器は使い物になりません。「最低でも12W、できれば20W」を選びましょう。なお充電器の性能は低い方に揃えられてしまうので、ACアダプタとケーブルの両方とも性能を気にする必要があります。たまにアンペア(A)で表記してあるものもありますが、その場合は「アンペア(A) × ボルト(V)＝ワット(W)」を算出できます。

ちなみに30W以上の充電器も多数ありますが、機種によって対応している最大ワット数が決まっています。最新のiPhone 16でも有線の最大ワット数は30Wなので、それより高いワット数の充電器を使用しても効果はありません。

原因3：充電しながら電力消費の大きい作業をしている

また当然ですが充電中の使い方によって電力の消費量は異なります。充電中に

• ゲームアプリ
• 動画アプリ
• 地図(位置情報を使用する)アプリ
• カメラアプリ

など電力を多く消費する使い方をしている場合は、バッテリーや充電器の性能によっては充電が追いつかなくなることもあるでしょう。充電しながら多量の電力を消費する使い方を継続していると、バッテリーに負荷がかかり、バッテリーの劣化を早めることにもなります。

ただこの場合は「使い方」を見直すことも重要ですが、同時に「バッテリーの交換」や「充電器の交換」も行わないと根本的な解決には至りません。

充電しているのにiPhoneの残量が減る場合は「バッテリー交換」がおすすめ！

これまで見てきたように充電していてもiPhoneの充電が減ってしまう場合は大きく分けて「バッテリーの原因」と「充電器の原因」があります。そのうちケースとして多いのは圧倒的にバッテリーです。充電時以外にもバッテリーの持ちが悪くなった場合は、バッテリーを交換すると問題が解決する可能性が高いでしょう。

バッテリーの交換は最短10〜30分ほどで終わる非常に簡単な修理です。修理費は

• Apple正規修理：10,000〜20,000円 ※
• 街の修理店：3000〜15,000円

※Apple Careに加入しており、最大容量が80%未満の場合は0円

と他の修理に比べて安めです。当店「iPhoen修理のジェンダス」でも

• iPhone SE(第三世代)：4,380円(税込)
• iPhone 14：9,680円(税込)

と地域最安値レベルでバッテリーの交換を行っております。当日予約や飛び込みでもご利用いただけますので、気軽にご相談ください。

iPhoneを充電しているのに減るまとめ

iPhoneはバッテリーの劣化が酷かったり、充電器の性能が足りていなかったりすると、充電していてもバッテリー残量が減ることがあります。バッテリーの劣化度と充電器の性能を確かめて、原因を突き止めましょう。

ただし落下や水没などによって、最大容量が十分にあってもバッテリーに異常が発生していることもあります。充電中だけでなく普段のバッテリーが減る速度も速い場合は、バッテリーの交換を検討してみましょう。ぜひまずはお近くの修理店を調べてみてください。

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