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iPhoneのカメラカバーは本当に必要?修理費用も解説
iPhone
はじめに

iPhoneは非常に高価なので何としても故障を防ぎたいところですが、その対策グッズのひとつに「カメラカバー」があります。
iPhoneは新機種になるごとに背面カメラ部分の面積が広く、かつ少しずつ出っ張ってきているため、落としたら傷が付きそうで心配になるものです。
しかしカメラカバーをつけている人はそこまで多くないため、「そこまで必要なものではないかも…」と思う方もいるでしょう。iPhoneは本体のデザインが優れているため、余計なものは出来るだけ装着したくないですよね。
そこで今回は「iPhoneにカメラカバーは本当に必要か」について解説します。
iPhoneにカメラカバーは本当に必要?

結論、「必須ではないが故障を防ぎたければカメラカバーはあった方がよい」です。
以降ではカメラカバーのメリット・デメリットを通して、その必要性を確認していきましょう。
iPhoneにカメラカバーをつけるメリット
カメラカバーのメリットから解説します。
傷や衝撃からカメラレンズを守れる

やはりカメラカバーを付けていた方が背面カメラ部分の耐久性は上がります。iPhoneのカメラ部分に使用されているガラスはかなり丈夫な方ですが、あくまで「ガラスとしては」です。
iPhoneを落下させるとカメラ部分も普通に割れることがよくあります。
また最近はスマホケースもカメラ部分のフチが高いケースが増えましたが、効果があるのはあくまで平面に落とした場合のみです。
落下する地面は小石があったり、縁石や階段だったりと、常に平面なわけではありません。落とし方によっては簡単にカメラ部分が破損してしまいます。
しかしそんな場合でもカメラカバーをつけていれば、カメラに傷がつくのをを防げる可能性が高まります。
またカバーを装着していることにより、iPhoneをテーブルなどに置く際にも気を遣いすぎずにすみます。
修理費用を抑えられる可能性がある

カメラ部分の耐久性が上がることによって、副次的な効果ですが「修理費用」を抑えられる可能性が上がります。
カメラカバーを装着するとiPhoneのカメラ自体の故障はもちろん、「カメラレンズの破損が招く他の故障」の防止も行うことができます。
iPhoneには耐水・耐塵性能が備わっていますが、あくまでiPhoneが万全の状態の話です。本体、特にガラス面にヒビなどが入っていると、それだけで大きく耐久性は下がってしまいます。
カメラのガラス部分も割れていると、本来は防げるようなわずかな水気や異物でも、内部に侵入する可能性が高まります。
場合によってはiPhoneが全く使えなくなるような故障に繋がるリスクもあるので、そもそもカメラが傷つかないようにすることは重要です。
写真の露出補正ができるカバーもある

カメラカバーは装着するとカメラの性能が落ちると考えられていますが、必ずしもそうとは限りません。
レンズ部分が黒く縁取られているカメラカバーには「露出」を抑える機能がついています。
露出とはカメラに取り込まれる光の量のことで、露出が多すぎると写真全体が白光りしてしまいます。
黒縁のカメラカバーを利用するとカメラの露出を自然に抑えて、写真の白飛びを防ぎやすくなるということです。
iPhoneのカメラ本体にももちろん露出調整の機能はありますが、特にこだわりのない方は露出を抑制できるカバーを選んでみるのもありでしょう。
iPhoneにカメラカバーをつけるデメリット
カメラカバーには一定のデメリットもあります。カメラカバー選びにも関わってくるので、覚えておきましょう。
画質に影響が出る

カメラカバーは「レンズ部分も覆われているタイプ」と「レンズ部分は空洞になっているタイプ」に分かれます。
当然レンズも覆っていた方が防御性能は高いですが、カメラの写りに影響が出るケースがあります。
カメラカバーも写りに影響が極力出ないように作られていますが、カメラ前に別のガラス層が被さっているので影響をゼロにはできません。
中にはパッと見で違いがわかるくらい影響が出てしまうケースもあるでしょう。
またカメラカバーは手作業で貼り付けるため、張り方によっても写りへの影響は異なってきます。
つけられるiPhoneケースが限られる

またカメラカバーは「iPhoneケースとの相性」も気にする必要があります。
カメラ部分の四角ガラス、通称「カメラ土台」のギリギリまで覆っているタイプのケースだと、カメラカバーと干渉し合って装着できないことがあるのです。
カメラカバーを買ってから「このiPhoneケースだと装着できない…」とならないように気をつけましょう。
カメラカバーの中には各レンズ部分のみを覆う円柱型のような形状もあるので、使っているケースに問題なく合わせられるものを選んでください。
iPhoneのカメラ破損はどのくらい修理費がかかる?

iPhoneのカメラが壊れた場合の修理費の相場を解説します。
「カメラカバーをつけるかどうか」の参考にしてください。なお実は「カメラの修理」は以下の2種類に分かれます。
- カメラレンズ(ガラス)の交換
- └ 背面カメラの表面にあるレンズガラスの交換
- カメラ本体の交換
- └ iPhone内部にあるカメラ部品の交換
またiPhoneの修理費は機種によっても異なるので、この記事では例としてiPhone SE3(第三世代)、iPhone 15の修理費を紹介します。
保証あり | 保証なし | |
---|---|---|
Apple正規修理(カメラガラス) | ・iPhone SE3:12,900円 ・iPhone 15:12,900円 |
・iPhone SE3:44,000円 ・iPhone 15:23,800円 |
街の修理店(カメラガラス) | ー | ・iPhone SE3:7,000円 ・iPhone 15:10,000円 |
Apple正規修理(カメラ本体) | ・iPhone SE3:12,900円 ・iPhone 15:12,900円 |
・iPhone SE3:44,000円 ・iPhone 15:23,800円 |
街の修理店(カメラ本体) | ー | ・iPhone SE3:10,000円 ・iPhone 15:20,000円 |
まずiPhoneの修理先は大きく「Apple正規修理」と「非正規の街の修理店」に分かれます。
Apple正規修理の特徴は以下の通りです。
- Appleやキャリアの保証が使えると非常にお得だが保証ナシだとかなり割高
- iPhone 12以降の機種はカメラの修理が可能だがiPhone SEは本体丸ごと交換
- 「カメラガラスのみ」の修理も不可能でカメラ本体交換になる
続いて非正規の修理店の特徴は以下の通りです。
- Appleやキャリアの保証は使えないが保証ナシの人にとっては安い選択肢になる
- 故障箇所のみ修理することが可能で修理メニューが非常に多い
- 店によって交換する部品の質や価格が異なる
修理先選びにも役立つので、これらの特徴や価格感は何となく覚えておきましょう。
修理費を抑えたい方はカメラカバーをつけるのがおすすめ!
上記のようにカメラが壊れてしまった場合は、非正規店の安い修理でも数千円、正規店なら保証に入っていてても1万円以上の修理費がかかります。
さらにはカメラ部分から水分が侵入し、他の故障に繋がるケースも少なくありません。
修理費を抑えたい方は、カメラカバーを装着することをおすすめします。

出典:Amazon.co.jp: 【4枚セット】カメラレンズカバー iPhone15 Pro/iPhone15 Pro Maxに適用 カメラ保護 アルミ合金製+強化ガラス
上記のような独立タイプのカバーもおすすめです。カバー範囲がレンズ部分のみなので、幅広いタイプのiPhoneケースと干渉せずに使うことができます。
カメラの周りの四角い部分、通称カメラ土台はカバーされていませんが、土台部分まで割れることはかなり少ないです。
また各カバーが独立しているため「割れたカバーのみを交換」することが可能です。
上記の商品はカバーが4枚付属しており、割れた際や貼り付けをミスした際の交換用として使うことができます。
ただし独立タイプだとiPhone 12以降のProモデルに付いている「LiDARスキャナ(土台右下にある大きな黒丸)」がカバーできません。
一般的に使用機会の多い機能ではありませんが、気になる方は土台がカバーできるを選びましょう。
iPhoneのカメラカバーは必要かまとめ
この記事で解説したこと
- iPhoneのカメラカバーは「必須ではないが故障を防ぐならあった方がよい」
- カメラカバーがあることでカメラの故障を防いで修理代を減らせる
- ただし「カメラ写りへの影響」や「ケースとの相性」を考慮して選ぶ必要がある
iPhoneのカメラカバーは絶対に必要なものではありませんが、よりカメラを守りたいなら装着しておいた方がよいグッズです。
カメラが傷つくと最低でも数千円、一般的には1万円以上の修理費がかかります。正規修理なら本体丸ごと交換せざるをえない機種もありますね。
もちろんカメラレンズを覆うカバーの場合は、カメラ写りへの影響はゼロとは言えません。またiPhoneケースと干渉し合わないカメラカバーを選ぶことも重要です。
カメラカバーにも色々な種類があるので、ぜひ様々な観点から検討してみてくださいね。
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