ブログ


iPhoneのショートメールが届かない!SMSトラブルの解決方法解説
iPhone
はじめに

ショートメールは電話番号しか分からない相手でもテキストで連絡が取れる便利な機能です。ただしまれにショートメールが届かないことがあります。
ショートメールは他に代替する連絡方法がない場合に利用することが多いため、届かないと非常に困りものですね。
そこで今回は「iPhoneのショートメールが届かない問題」について解説します。
そもそもiPhoneのショートメールはどんなサービス?

ショートメール(SMS)とは、電話番号を利用して相手にテキストメッセージを送付する機能で、SMS(ショートメッセージサービス)とも呼ばれます。モバイル通信量以外にもSMSの送信文字数によって料金がかかるのが特徴です。
また送信できる文字数も制限があり、iPhoneの場合は以下の通りです。
- iPhone 5以前:全角70(半角130文字)以内
- iPhone 5以降:全角670(半角1,530文字)以内
iPhoneでは「メッセージ」アプリ内でショートメールを利用できます。しかし「メッセージ」アプリで使えるテキストメッセージは、ショートメール1種類ではありません。ショートメールを含む以下3つの種類があります。
機能名 | 特徴 |
---|---|
ショートメール(SMS) | ・どのキャリアでも利用可能 ・電話番号を利用する └通信環境があっても電話できなければ利用できない ・文字数制限あり ・送信文字数ごとに課金される ・写真などのデータは送れない ・「メッセージ」アプリ内では緑色で表示される |
MMS | ・auとソフトバンク間のみ利用可能 ・キャリアメールのアドレスを利用する └通信環境があれば利用できる ・文字数制限なし ・モバイル通信料金のみかかる ・写真などのデータも送れる ・「メッセージ」アプリ内では緑色で表示される |
iMessage | ・Apple端末間のみ利用可能 ・キャリアメールのアドレスを利用する └通信環境があれば利用できる ・文字数制限なし ・モバイル通信料金のみかかる ・写真などのデータも送れる ・独自のステッカー機能がある ・「メッセージ」アプリ内では青色で表示される |
「ショートメールかそれ以外か」で送受信の条件に違いがあるため、やり取りしているメッセージの種類がどれなのかは確認しておきましょう。
iPhoneのショートメールが届かないのはなぜ?
iPhoneのショートメールが届かない場合は、以下のような原因が考えられます。
- 1.モバイル通信に異常が起きている
- 2.iPhoneの設定で着信を拒否している
- 3.通信キャリアの自動メッセージブロック機能がオンになっている
- 4.空き容量がない / iOSが古い
1.モバイル通信に異常が起きている

ショートメールはモバイル通信を使用して行う機能です。以下のようにモバイル通信が正常に動作していない場合は、ショートメールの送受信に異常が起きる可能性があります。
- キャリアへの料金支払いが滞っている
- SIM情報が正しく読み込めていない
- キャリアで通信障害が起きている
なおショートメールはモバイル通信のみを使用するため、Wi-Fiの接続状況は関係ありません。「電話が正しくできる状態=ショートメールが送受信できる状態」と覚えておきましょう。
2.iPhoneの設定で着信が拒否されている

着信拒否設定はショートメールにも適用されるため、iPhoneで着信拒否した電話番号からのショートメールは受信できません。なおEメールの「受信拒否送信者オプション」とは別物なので、Eメールを拒否してもSMSは拒否されません。
3.通信キャリアの自動メッセージブロック機能がオンになっている

iPhone本体以外ではなく、通信キャリアにもメッセージのブロック機能は存在します。特に迷惑メッセージを自動で判定してブロックする「自動フィルター機能」はデフォルトでオンになっていることも多いです。
メールや電話、ショートメールなどの自動フィルター機能は便利ですが、迷惑でない通常の連絡を誤判断してブロックしてしまうことがあります。特に電話番号やURLが記載された連絡は迷惑メッセージと勘違いされるリスクが高まります。いちどキャリア毎の自動フィルターをオフにしてみて、再度送信してもらうのもありでしょう。
4.空き容量がない/iOSが古い

またiPhone本体の一時的なシステムの問題で受信できないこともあります。主な例としては
- 本体ストレージに空き容量が少ない
- iOSが古い
- メッセージアプリが古い
が挙げられます。それぞれ対応すれば問題が解消される可能性が高いため、対応した後にメッセージを再送してもらいましょう。
iPhoneのショートメールが届かないまとめ
この記事で解説したこと
- iPhoneのショートメールは「メッセージ」アプリで送受信できる
- ショートメールが届かない場合は以下のような原因が考えられる
- └モバイル通信が正しく行えない
└iPhoneの設定で着信拒否してしまっている
└キャリアの自動フィルター機能でブロックされている
└本体ストレージの空き容量が不足している / iOSが古い
ショートメール(SMS)は電話番号しか知らない相手でもテキストメッセージを送れる便利な機能です。しかしまれにメッセージを正しく受信できないこともあります。
ショートメールはモバイル通信を利用するため、モバイル通信に異常が起きているケースが多いです。「SIMの読み込みに問題がない」など、しっかりと「電話できる状況になっているか」を確認してみましょう。なおショートメールには受信できなかったメッセージを後から受信する機能はないため、対応したら相手にメッセージを再送してもらってください。
一覧へ戻る
おすすめ記事

新着記事

同カテゴリ記事
-
何もしていないのにiPhoneが熱い!原因を対処法を解説
-
iPhoneとテレビをHDMIで繋いでも映らない!原因を解説
-
iPhoneの写真保存はUSBやSDカードでもできる!おすすめの写真保存方法も解説
-
iPhoneのシャッター音はどうやったら消せる?無音のカメラアプリを紹介
-
iPhoneを本体だけ購入することはできる?購入できる場所を紹介
-
iPhoneにGmailが届かないのはなぜ?対処法も解説
-
iPhoneを充電しているのに残量が減るのはなぜ?
-
iPhoneのeSIMは手軽で便利!対応機種や開設手続きを解説
-
iPhoneの「通知バッジ」とは何のこと?非表示にする方法も解説
-
iPhoneの緊急SOSはどこにつながる?緊急SOSを徹底解説
-
iPhoneの有線イヤホンはどこで買える?純正品以外のおすすめも紹介
-
iPhoneは何年使える?長持ちさせる方法も解説
-
iPhoneの触覚タッチって何?3Dタッチとの違いや便利機能を解説
-
iPhoneでVPNは使える?無料で使えるVPNも紹介!
-
iPhoneがウイルスに感染したかも!ウイルス対策と感染を調べる方法を解説
-
iPhoneの着信拒否は相手にバレる?相手にどう聞こえるか解説!
-
iPhoneSEは見た目で世代判別できない!世代ごとの特徴もまとめました
-
iPhoneSE第三世代はいつまで使える?スペックやiOS対応を解説!
-
iPhoneSE第二世代はいつまで使える?スペックやiOS対応を解説!
-
iPhoneSEはいつまで使えるの?SE3機種の性能も徹底解説
