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iPhone13は修理店で修理がおすすめ!修理場所と料金相場を徹底解説
iPhone
はじめに

iPhone 13は2021年9月に発売された機種です。iPhone12から大きな変化はなかったものの、順当にバッテリーやコアの性能がアップした世代でした。2024年10月現在、iPhone 13以降も14、15、16と既に3世代のiPhoneが発売されましたが、本体価格は年々高騰しています。そのため、まだまだ13を使い続けたいと思っている方も多いでしょう。
iPhone 13を長く使い続けるには大事に使うことが重要ですが、壊れたときに適切に修理することも大事です。そこで今回は「iPhone 13の修理」について解説します。
iPhone 13はまだ修理して使える?

iPhone 13は「2029年9月ごろまで」は通常の修理サポートが継続すると予測されています。Apple製品は販売終了から5年を目処に修理サポートが段階的に打ち切られる傾向にありますが、iPhone 13がApple Storeで販売終了したのは「2024年9月」です。なお、修理サポートは「在庫がある限り修理可能」が1年ほど継続した後に「修理不可」となるため、ある時いきなり修理ができなくなるわけではありません。
ただしiPhone 13は「2027年のiOS21」もしくは「2028年のiOS22」以降へはメジャーアップデートできない可能性が高いです。iOSサポートは修理サポートよりも1、2年早く打ち切られる傾向にあるため注意しましょう。ただしメジャーアップデートは打ち切られても、セキュリティ関連の更新は、少なくても1年ほど継続するのが通例です。修理サポート同様に、いきなりセキュリティも「置いてけぼり」になるわけではないので、安心してください。
iPhone 13でよくある故障のパターン5選

実際に店舗によくあるお問い合わせの中でも、iPhone 13には以下の5つの故障があります。
これらの故障トラブルが発生している方はすぐ修理に出すことをおすすめします。
1.画面割れ
iPhone 13には「セラミックシールド」という特殊ガラスが使われていますが、画面割れをゼロにすることはできません。iPhone 13もある程度の高さから固い地面に落下させると、画面が割れてしまうことがあります。画面割れは故障の程度によって、次の2段階に大きく分けることができます。
ガラス割れ:ディスプレイ表面のガラスのみ割れている状態
液晶割れ・液晶漏れ:ディスプレイ内部まで損傷している状態
ちなみにiPhone 13に採用されているのは液晶ではなく有機ELですが、その場合も便宜上「液晶割れ」と表現することが多々あります。液晶割れが起きていると黒点や線などの明らかな見た目の異常や、タッチ操作に支障が出ることが多いため、比較的判別はしやすいです。ただしガラスのヒビだけでも、iPhoneの耐水性能が大きく下がってしまうため、別の故障が起こりやすくなってしまいます。
画面の修理は最も多い故障のひとつなので、どの修理店でも「ディスプレイのみ即日で」交換することが可能です。
2.カメラカバーガラス故障
iPhone16の通常モデルは、iPhone12以来の「デュアルカメラ」となりましたが、実はiPhoneの背面カメラ部分は年々大きくなる傾向にありました。カメラが大きくなると性能は上がりますが、落下時などにぶつけやすくなるデメリットはあります。
iPhoneのカメラの外に面しているガラス部分は「カバーガラス」などと呼ばれています。その名の通り、レンズ本体をカバーして守る役割を果たしており、落下で破損するのは主にこのカバーガラスです。ただし、カバーガラスが傷ついているだけでも写真写りに影響が出てしまいます。
万が一写真写りに問題がなくても、カバーが割れているとレンズ本体が剥き出しで壊れやすい状態です。わずかな水気やホコリやガラスの破片など、ささいなキッカケでカメラ本体が故障してしまう可能性があります。
カメラカバーの故障はApple正規の修理店だと「カメラ部品まるごと」の交換になり、非正規店であれば「カメラカバーのみ」の交換が可能です。
3.カメラ内部故障
カバーガラスの下部には、レンズを含むカメラ部品の本体があり、主に以下のような原因で壊れてしまうことがあります。
- 落下などによる内部への衝撃
- カバーガラス割れ後の水分や異物混入
カメラ部品は精密な部品なので、衝撃によってはいきなりカメラ本体が壊れてしまうこともあります。中にはカメラカバーが破損していなくても、カメラ本体だけ故障するケースもあります。
またカメラの外部に面している「カバーガラス」が割れていると、その後にカメラ本体が壊れてしまうことがあります。これはカバーがなくなったことによって、水気や異物が内部に混入しやすくなるためです。
カメラ本体が故障した場合は、カメラ部品を交換する必要があります。iPhone 13の場合は、どの修理店でも基本的にカメラのみの交換が可能です。
4.背面ガラス修理
iPhone 13を落下させると、背面のガラスが割れてしまうこともあります。背面のガラスにヒビが入っても使用感に大きな影響がでることは少ないですが、本体の耐久性が著しく下がっているため放置してはいけません。背面ガラスは機密性に大きく関わる部品なので、ヒビが入っているだけでも、防水性能はほぼゼロになってしまいます。背面が無事なら防げていた「わずかな水気」でも水濡れしてしまうリスクがあるため、早めに修理に出しましょう。
なおApple正規の修理では、従来「本体まるごと交換」での対応となっていましたが、iPhone12以降の機種は「背面ガラスのみの修理」も可能になりました。Apple正規でも非正規でもそれなりに費用のかかる修理ですが、本体まるごと交換・買い直しよりは安く済むので、早めに修理に出しましょう。
5.ライトニングコネクタ
充電口の「ライトニングコネクタ」は端子が外部に露出しているため、故障しやすい箇所のひとつです。主な故障としては次のようなものが挙げられます。
- 落下の衝撃でコネクタが破損してしまった
- コネクタが水濡れしてしまった
- 異なるケーブルなどを挿してコネクタ内部が破損してしまった
- ライトニングケーブルの端子がコネクタ内で折れてしまった
- コネクタ内にホコリなどのゴミが詰まって通電しなくなった
- 経年劣化で使えなくなってしまった
など
ライトニングコネクタの修理はApple正規店だと「本体まるごと交換」ですが、非正規店だとコネクタのみ修理が可能です。
iPhone 13の修理依頼ができる場所とは?

iPhone 13を修理できる場所は主に次の3つです。
Apple正規店(Apple Store,ビックカメラなど)
Apple正規店とは以下の店舗のことです。
- Apple Store
- 正規サービスプロバイダ(カメラのキタムラ、ビックカメラ、クイックガレージなど)
正規サービスプロバイダとは、Appleから委託を受けて公式修理を提供する外部の修理拠点です。これらの正規店にiPhone 13を持ち込むと、店頭で修理を開始してくれます。修理内容や店舗の利用者状況によりますが、数時間以内に修理が完了するケースが多いです。
ただし正規店はApple Storeと正規サービスプロバイダを合わせても全国に計100店ほどしかないため、都市部以外では手軽にアクセスすることが難しいです。また基本的に事前予約必須で利用者が集中するため、希望する直近の日程では予約が取れないこともあります。
通信キャリアのショップ(docomo,ソフトバンクなど)
契約しているキャリアのショップでもiPhone 13の修理を受け付けてくれます。修理サービスはキャリアによってさまざまですが、大手キャリアで受けられるiPhone修理はApple公式のものです。ただし店頭で即時修理を行ってくれる店舗は、各キャリアとも数店ずつしかありません。
- docomo
- └2店(丸の内、栄)
- au
- └7店(仙台、新宿、渋谷、横浜、栄、梅田、天神)
- SoftBank
- └5店(仙台、銀座、表参道、栄、梅田)
上記以外の店舗に持ち込むと「1〜2週間の預かり修理」となるため注意しましょう。ただし「修理間の代替機」を借りられるケースは多いです。代替機の在庫状況は店舗によって異なるため、在庫確認も兼ねて利用する店舗に電話予約しておくことをオススメします。
非正規の修理店
当店ジェンダスなど、非正規の修理店でもiPhone 13を修理することができます。修理手順や交換部品は業者ごとにバラつきがありますが、その分修理費を抑えやすいのが特徴です。
また非正規店では修理内容に応じて、以下のようにスピーディに修理を行うことができます。
画面交換 | 10〜30分 |
カメラカバー交換 | 30〜60分 |
カメラ本体交換 | 30〜60分 |
背面ガラス交換 | 90〜180分 |
ライトニングコネクタ交換 | 60〜90分 |
店舗数としても全国各地に非常に多くの数の店舗があるため、誰でも即日予約や飛び込みでiPhoneを気軽に直しやすいです。
iPhone 13の修理料金相場

iPhone 13を修理する場合の費用相場について解説します。
Apple正規店でiPhone 13を修理する料金相場
▼Apple正規店でiPhone 13を修理する際の料金相場(税込)
保証あり | 保証なし | |
---|---|---|
画面交換 | 3,700円 | 42,800円 |
カメラカバー交換 | 12,900円 | 23,800円 |
カメラ本体交換 | 12,900円 | 23,800円 |
背面ガラス交換 | 3,700円 | 53,800円 |
ライトニングコネクタ交換 | 12,900円 ※ | 68,800円 ※ |
Apple正規店修理の費用面の特徴は次の2点です。
- 個別に修理できる箇所が少ない
- 保証の有無で費用が大きく左右される
Apple正規店は「個別に修理できる箇所が少ない」という特徴があります。例えば「カメラ本体のみ交換」のメニューはあるものの、「カメラカバーのみ交換」というメニューはありません。そのためカメラカバーが割れている際も、カメラをまるごと交換する必要があります。また、そもそも「iPhone本体まるごと交換」となる故障も少なくありません。
またApple正規店の修理は「保証の有無」が極めて重要です。保証が適用できればとてもお得に修理することができますが、保証がない場合は割高になります。
通信キャリアのショップでiPhone 13を修理する料金相場
▼キャリアショップでiPhone 13を修理する際の料金相場(税込)
保証あり | 保証なし | |
---|---|---|
画面交換 | 0〜3,700円 | 42,800円 |
カメラカバー交換 | 0〜12,900円 | 23,800円 |
カメラ本体交換 | 0〜12,900円 | 23,800円 |
背面ガラス交換 | 0〜3,700円 | 53,800円 |
ライトニングコネクタ交換 | 0〜12,900円 ※ | 68,800円 ※ |
キャリアショップで受け付けているiPhone修理のほとんどはApple正規のものなので、修理費の概要もApple正規修理と同じです。ただしキャリアによっては「修理受付金」や「代替機の貸出料」など、個別の費用が発生する可能性はあります。また保証に加入している場合は「ポイントでのキャッシュバック」などキャリア独自の割引を受けられることもあります。
またMVNOなど一部のキャリアでは、Apple公式ではない非正規の修理や保証を展開していることもあります。Apple正規店を利用するよりも、トータルの料金にバラつきが出やすいため、実際の費用は近隣の店舗に問い合わせて確認することをオススメします。
非正規の修理店でiPhone 13を修理する料金相場
▼非正規店でiPhone 13を修理する際の料金相場(税込)
画面交換 | ガラスの破損のみ:10,000〜15,000円 ディスプレイ内部も破損:16,000〜21,000円 |
カメラカバー交換 | 8,000〜10,000円 |
カメラ本体交換 | 15,000〜20,000円 |
背面ガラス交換 | 22,000〜30,000円 |
ライトニングコネクタ交換 | 12,000〜18,000円 |
非正規店は修理メニューが細かく分かれているため、それぞれ故障箇所のみ修理することができます。詳しい料金システムは修理店によって様々ですが、画面の交換は「画面の損傷度」によってメニューが分かれていることも多いです。また中には、高品質な部品や純正部品との交換を選べる修理店もあります。
非正規店ではAppleやキャリアの保証を使うことはできません。しかし保証が使えない場合は、修理費を1〜2万円以上抑えられることが多いです。特にApple正規修理だと本体まるごと交換しなければならないようなケースの場合は、その価格差は非常に大きくなります。
iPhone 13は「非正規の修理店」でお得に手軽に修理がおすすめ!

iPhoneの修理場所の選び方は色々とありますが、次のような点に魅力を感じる方は「非正規の修理店」がおすすめです。
- 全国各地に多くの店舗があってアクセスしやすい
- ほとんどの修理が即日数十分で完了する
- 本体データを消さずに済むケースも多い
- 保証が使えない場合でも修理費を抑えられる
- 故障箇所のみ修理できるので本体ごと交換せずに済む
など
非正規店は、誰でもスピーディに修理できる「利用しやすさ」が大きなメリットです。今日すぐに修理したい場合には有力な選択肢になるでしょう。またApple正規店では修理時に本体データを消す必要がありますが、非正規店ではデータを消さずに済むことも多く、そういった点でも手軽です。
また費用面では「Appleやキャリアの保証が使えない場合」は、グッとお得に利用することができます。交換部品はApple純正のものではないケースがほとんどですが、それだけにApple正規修理よりも1〜2万円以上は安く修理できることが多いです。
iPhone 13修理まとめ
この記事で解説したこと
- iPhone 13は少なくとも2029年9月ごろまでは修理しながら使える見込み
- iPhoneは修理先によって対応に大きな違いがある
- iPhone 13の修理先は「保証の有無」や「修理時間・アクセス」などで判断する
iPhone 13は2024年9月を持って販売終了したばかりで、当然まだまだ主力機種としてバリバリ使える機種です。故障した場合は、別の故障につながる前に早めに修理に出すことで、長く大切につかうことができます。
修理店選びも悩みがちなポイントですが、まずは保証の有無などの「費用面」と、修理時間やアクセスなどの「利用しやすさ」で、判断してみてくださいね。
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