当店によく寄せられる意外と多いお困りごとが、「充電中にiPhoneの充電口の中でケーブルが折れて取り出せなくなってしまった!」です。
と不安にかられている方々に向けて今回は、
の3つを解説していきます。
もし、折れた部分が少しでもコネクタ(※)からはみ出しているのならば、ピンセットで引っ張るという方法が有効です。
またコツとしては、ピンセットを充電器の中で折れた部分に斜めに差し込むことで、より引き抜きやすくなります。
しかし、充電器が中に完全に埋まってしまっている場合、ピンセットで引き抜こうとすると以下のようなリスクが発生します。
そのため、自分での対処はおすすめしません。
(※「コネクタ」とはiPhoneの充電を差し込む所を指します。)
iPhoneの中折れ修理をする際のNG行為は2つあります。
1つ目のNG行為は接着剤を使い、埋まってしまった充電器に木片などを接着して引っ張り出す方法です。
これは接着剤が染み込んでコネクタと完全に接着してしまい抜けなくなる恐れがあります。そのため、接着剤は絶対に使わないでください。
2つ目は、先端が尖っている物(爪楊枝や針)で中で折れた充電器をほじくりだす行為です。
というのも、ほじくりだそうとする時にコネクタ部分のあちこちに針などを挿してしまうと周辺機器を破損し、最悪スマホの内部データが消えてしまう恐れがあります。
そのため1つ目同様、絶対にやらないでください。
iPhoneの充電器が中で折れた時は修理に出すのがおすすめです。なぜなら、iPhoneの充電器が中で折れた時に自分で修理してしまうと下記のようなリスクがあるからです。
上記のことを踏まえると、自分で対処すると修復不可能になるため、iPhoneの充電器が中で折れたときは修理店に修理を依頼することをおすすめします。
iPhoneの充電器が中で折れした際の修理料金の相場、加えて充電コネクタも破損してしまったときの料金相場を解説していきます。
修理を依頼できる場所は下記の3つです。
今回は2024年8月時点で最新モデルであるiPhone15(pro)を修理するときの価格を解説します。
ただ、修理を依頼する前に自分で修理を試みて、周辺機器が破損していると料金は跳ね上がるので、その時の料金も載せておきます。
iPhoneの修理だから直営のAppleStoreでの修理をまず連想される方は多いでしょう。
しかし、AppleStoreは修理を依頼できる場所のなかで修理料金が最も高いためおすすめしません。
症状 | 値段 |
---|---|
中折れのみ | 10,000円前後 |
コネクタも破損している場合 | 40,000円~ |
「正規店」とは、Appleからの承認を得た上でiPhoneの販売や修理を行う業者を指します。例を挙げると、docomoやau、SoftBankなどが該当します。
今回は下記のdocomoの修理料金を一例として掲載します。
症状 | 補償サービス未加入時 | 補償サービス加入時 |
---|---|---|
中折れのみ | 5,000円~10,000円程 | ~6,600円 |
コネクタも破損時 | 5,500〜22,000円(破損度合による) | ~6,600円 |
正規店の一つであるdocomoの場合、補償サービスに加入しているとどの修理も最大6,600円で対応してくれます。
ただ、機種により加入金として月額料金:363円(税込)~1,100円(税込)が必要となり、実質さらに修理料金が高くなることとなります。
「非正規店」とは、Appleから認定はされてないが、修理店として総務省から認定を受けており、安心してiPhoneの修理を任せられる修理店を指します。
今回はスマホの修理王さんを参考にご紹介します。
症状 | 値段 |
---|---|
中折れのみ | 2~3,000円ほど |
コネクタも破損している場合 | 19,800円(税込み) |
中折れのみの場合はApple Store、正規店に比べ特に安いです。しかし、コネクタ破損の場合は、破損具合によっては正規店の方が安く対応してくれます。
iPhone15(pro)の中折れのみの場合、正規店の補償に加入していても、非正規店に行くことをおすすめします。
というのも、非正規店で修理をすると修理料金が2〜3000円ほど安くなり、修理時間も正規店だと早くても1時間以上かかりますが、非正規店の場合、最短10分程で修理をしてくれるからです。
しかし、あまりに破損が進んでいる場合、正規店の補償サービスに加入している方は、正規店で修理を依頼するのがおすすめです。なぜなら、正規店と非正規店のどちらでも、20,000円程かかる所を6,600円以下で修理してくれるからです。
iPhoneの充電ケーブルは経年劣化によって使いづらくなり、最終的には中折れしてしまいます。そのため、「使いづらい!」と思ったらすぐに新しく充電ケーブルを買うことをおすすめします。
そこで
それぞれのおすすめの充電ケーブルを1つずつ紹介します。
こちらの充電ケーブルはタイプCでiPhone15に対応しています。
こちらのケーブルの特徴として、
の2つあるので、忙しくて充電をする時間が取れない人や、「充電口が遠いので今のケーブルだと使いずらく、もっと長い充電ケーブルが欲しい」という方におすすめの商品です。
2つ目の充電ケーブルは1つ目と違い、iPhone15(pro)以外のapple商品の規格に対応した充電ケーブルです。
こちらの充電ケーブルの特徴としては、
の3つなので、充電ケーブルを使わないとき邪魔に感じる方や、すぐ充電ケーブルをこわしてしまうといった方におすすめの商品です。
今回はiPhoneの充電器が中で折れたときの対処法について詳しく解説しました。
iPhoneの充電器が中で折れてしまったときは、下記の5つを意識した上で行動してください。
しかし、お金を使いたくないので自分で解決したいといった方は、youtubeに取り出し方解説がのっているのでそれを見るのもまたおすすめです。
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